かつてのマブダチと胸熱の再会からの伏線回収で図らずもすっかり感動してしまった、そんなエルフルートでの悪夢編(仮称)の経過報告兼現状の確認及び感想をば。いやあ、まさかこういう形でかつて体を共有するという数奇な関係となった『同じ名前の別の人』の経緯が各種族に対応する形で語られる流れなんだろうかと。あとはあれだ。道の先々でたまにその影を見せるかつてのエルフだった彼がもう、毎度毎度すごく真面目で真摯で善良な性格なのが見ていてなんか痛々しくも申し訳なくなるという切ない展開になるのがまた。この物語における自分の姿形というものは基本自分ひとりのものではなく『お預かりしてるもの』なのだろうなと思わざるを得ないというか。
そんなこんなで記念撮影。お互いあれ(ツスクル卒業)から随分苦労したんだよなあ。というか明らかに片方の進路選択に多大に難があるような気がする変わりっぷりだがとりあえず格好良かったぜ、アサナギ。次世代エルフ社会の未来は明るいな。
あとは話の流れで再びこの神殿に赴くことになったわけだが、空は違ってもここは毎回ほんと美しいとこですなあと。吹き抜ける風も茂る木々の枝葉の一本一本も。その描写がほんと丁寧で葉擦れの音すら聞こえてきそうな感じがなんとも趣深い。この世界はこういう情景描写を本当に丁寧に手抜きなく構築しているのが見て取れて、丁寧に旅をさせていただきたいという気持ちにさせてくれるものだと。
まあ相変わらず大雪ハイムこと自宅ではこんな感じの環境をエンジョイしているわけだが、これはさすがに侵略者案件かなーと思わなくはない最近の新入り君(イセエビ)。方々で『アレ、デカ過ぎ』という感想を拝見していた物件だがその威容を確認してああなるほど、と感じ入るなど。
リ「風呂に入るのにジャマでしょうがないな」