よく考えたらメイン登場人物が全員訛ってるってすごい世界だったよな。
じゃなくて。五大陸の海に訪れた秋の旬、マグロ爆釣祭りが今年も始まったらしい。
リ「知らない」
いや、正直申告するだにまだ初心者マークつけてなきゃマズイんじゃないか?というヒヨッコ、というより、卵から出たて?のレベルで参戦してやっと三ヶ月の新人には初めてのイベントである。勝手など知らない。ただ偶然のいたずらか、ついぞ最近自力でイセエビを釣るため(だけ)に釣りを始めて見た自分にとってまさに渡りに船というタイミングでのイベントである。参戦しない手はない。
リ「というわけで準備万端だ」
ア「なんでその格好なんですか」
リ「……なんとなく」
ちなみに中央背景に立ってる柱は仲間である。彼のこの明かりを漁火としてイカ釣りのごとくマグロに挑む覚悟。
雲行きが怪しかったが晴れ間も見えさあいよいよ釣り日和だねという勢いで周囲の釣り人たちも目下釣り上げ始める様子を横目にさてそろそろ始めズドーーーン(効果音)
一同「いや、デカいデカいデカい(総ツッコミ)」
この世界のマグロがデカイのか、あるいはこの世界の人間のサイズが小さいとかだったらSFっぽくていいな。
なんて思いながら細かいことを抜きにしてひたすら釣るわけであるがこのイベント、正直最初に釣りセット(かなり優秀)もらえるわ期間中もらい放題だわ旬の力(謎)で大幅に難易度下がってるわでこれをきっかけに釣りを始めてもいいくらい初心者さん優遇のイベントだと思った次第。景品も豪華だしやらない手はないぞ。釣ってる周囲の光景とか混沌の極みだし最初はなかなかの狂気に満ちた絵面だけどなあに人間、すぐに慣れるものなのだ。
慣れって怖いよな。
ちなみにこのためだけにエンタシスマン仲間にして連れ回しのために鍛えてた。寧ろそっちの方に時間かけてるんじゃないかって気もしてきたが実は野獣の巣のトロル狩りで無駄なく稼げば割と結構すぐになつき度は100行くので、もう少し早くにこのテの仲間モンスターもスカウトしとけばよかったなあなどと今更ながら思う。どうぐ使いが仲間にできる連中のほうが個人的にはよい絵面というか存在感があるものが多いので、自己鍛錬と同時にこれはというお気に入りのモンスターをお迎えしておくのはありではないだろうか。
ちなみにまだイセエビは釣れていない。勝負はマグロ(?)との戦いが終わった後である。