アーツ君から花束を貰ってしまったぞ。先日こちらがなんとなくよく使ってる(作ってる)色の花を束ねてアーツ君とこの改築祝いに贈ってみたのだが、実際それがどんなものなのかは知らずに渡したというのが正直な話であった。先方はとても喜んでくれて、ほどなくしてお返しとばかりに我がエビハウスにお返しのお手紙と花束が届いていた。
キラキラしている。
ローズの花束。名前はローズなのに実はガーベラというのは染色時のカラーとしての名称が優先されるこの世界の妙であるなあ。
そして想像以上のデカさ。この世界の植物が全体的に巨大なのか、自分たちのサイズが全体的に小さい世界なのかは不明だが、体の大きさまで割とカジュアルに変えられるわけだしそんなことは些細な問題でしかないのだろう。
そういえばこれ、花言葉の設定ってのがあったみたいで、ローズ(色)だと
リ「……。」
いや、いつもありがとうアーツ君。少しでも早くそっちに追いつけるように、というか具体的にはver5の戦闘にも耐えられるように鍛えているからな(まだver3だが)。
せめて最低限の耐性を揃えるだけでも違うようなので、いい加減ちゃんと錬金やったほうがいいよなあと。日々白箱装備品を漁りつつ、そろそろ放置しっぱなしのそのへんの作成系スキルの修行を始めていこうと思う。真顔でエビ釣ってる場合じゃなかったよな、明らかに。
ちなみにイセエビは今もオレの家の水槽で元気にしてるぞ。動かないが(エビだし)。