アーツ君が魔剣士を始めたとのことでお披露目にやってきた。そのまま試練ボスなど雪崩れ込みつつ、その詳細なんやらを確認させてもらった所なかなか面白そうな性能で、聞いた限りだとこの職もサブゲージの扱いが決め手の一つになるらしく(魔剣士のゲージはどうやら撃破数ではなく純粋なダメージ量算定らしく条件は少し異なるっぽいが)デスマスと共通した武器系統である鎌も装備可能など個人的に興味深い話をいろいろ聞くことができた。
ア「リクオさんもぜひやって欲しい。話も見て欲しいな」
リ「なるほど」
そう言ってもらえて悪い気はしなかったので、その後早速魔剣士酒場に行くことにしてみた。
とりあえず案の定というか、実装初日ということですさまじい混雑具合で全然ひっそり佇んでないつるぎの酒場にてお客さんの長話に親身になって付き合うことからスタート。この辺は占い師イベでも身にしみて思ったことだが、割と今作は人間の内面とかそう言うのを結構サラっとアッパーに切り込んで来るので油断できない。ただドラクエ世界ということで基本優しい世界で収まっているのは絶妙なバランス感覚だと思う。
そんなわけでいろいろあって転職条件を満たし、晴れて魔剣士になったわけだがここで誰でも通る試練が勃発。
リ「着て行くものが全くないな」
そりゃ無理もないんである。これまで戦士系職はまもの使い以外ほとんどやってなかった訳だから手持ちの防具も術師系かジャマー系の二種類しかない。
いっぽうそのころ丁度公式から新衣装貸し出しのアナウンスが。
渡りに船とはこのことか。
魔剣士、初仕事である。
そのままルーラストーンでグランゼドーラ王都に降り立ち一気に酒場まで駆け抜ける。
これだけ人がいるんだから紛れても誰も気付くまいと自分に言い聞かせながらミニスカートをはためかせて疾走。てか周囲のプレイヤーさんの中には普通にパンツ一丁もかなりの頻度で紛れてたので気を大きくして…もとい心強い気持ちで酒場までの道(※ものすごい混んでました)を突き進む。正直楽しい。集団心理って怖いよな。
リ「たのもおおおおう(バーン)」
…本音を言うとその後の話の展開でこのことをものすごく後悔した。(お察し)
まあ話の詳細は例によって避けるがこの世界、最近問答無用で女性用男性用分けずに着られるようになったというか一種類しか作ってない衣装が増えてる気がするぞ。ドレスとか。
往年のドラクエ(特に4)において女勇者のほうが需要があったのも女性用装備が可能と言うメリットが存在したからだが、その裏で男勇者の場合は特殊装備がステテコパンツしかなかったという歴然とした差があったことは見逃せない。その差がなくなった、つまりこの世界もまた昨今の世界的なジェンダーレスの潮流を鋭敏に捉えたナイスな仕様なのだということでこの件は納得したい所だがなんか残るこの腑に落ちない感はどうしたらいいかな。
脱線したがそんなわけで魔剣士、始めたばかりで完全にまだ勝手がわかっていないがコツコツ伸ばしていこうと思っている。物魔というよりは物理寄りの印象を受けるが攻撃魔法特化の育成なんかの幅もありそうな感じで今後の楽しみがまた増えたという印象。
試しにその後防衛戦に(新規マップ目当てで)入り浸ってたら日が変わって24日の2時くらいの時点で既に魔剣士カンスト勢こと修羅のみなさんが登場しだしててなんかもう戦況が異次元殺法みたいな展開になっていたがそれはまた別の話である。
おまけ。魔剣士クエストの序盤の一幕。
そら逃げるよな、こんなのが真顔で鎌持って追っかけてきたら。