それはログインしたら即座にアストルティア防衛軍に参加してその結果次第で今日の吉凶を占うという業苦の占術である。
もとい、先日色々あって(省略)発作的に強化月間入りしていた占い師が気づいたらめでたくレベル94に到達していたのでとりあえず現時点での自分なりの感想を書いてみようと思う。
さて占い師。個別にモンスタータロットと呼ばれるカードデッキを組んでそれを武器にして戦うというスタイルで、その時点で他の職業とは根本的に一線を画している。そのカードであるが、アルカナ占いに擬えたお馴染みの22種類のタロットカードに応じた攻守補助回復弱体化など様々な効果が設定されており、その中で好きなものを20種類選んでデッキを作り、それを駆使して戦うというもの。各カードによって同時に入れられる枚数は異なっており、だいたいのスタンダードはあれど各自プレイヤーの戦闘スタイルや目的によって千差万別のデッキ構成が出来上がっていくという代物だ。
そしていざ戦いとなるとコマンド選択画面からしてもう別物である。しかも画面左下に出てくるカード画像の映像自体は割と大きめで目視して感覚で選ぶことができるので、慣れてくると結構既存職のコマンド選択より入力が早くなったりするのだ。
ここまで書いててもう『沼』確定の要素が満載なのに更にこのシステムには育成要素もあってカード同士を合成して徐々にデッキ自体を強くしていくことになる。カードの図案には様々なモンスターがあしらわれる形で存在しており(例えばスライムの絵柄の魔術師、塔といった感じ)それらを別のモンスターと合体もとい合成して別の効果にしたり、カードのランクを上げて威力を上げたり付加効果を付けたりしていくことができるわけだ。ランクはCから順番に最高SSSまであって、強力なランクのカードを作るためには材料となるタロットカードの入ったパックを占い屋で大量に購入する必要がある。非常にこう大きな『市場』の匂いがするシステムなわけだが最近までこのタロットパック、購入制限があって週に5パックまでしか買えなかったのだ。その制限が今は外れて何個でも(基本パックなら)買えるようになった。つまりそういうことなのだ…!
最近始めたばかりの初心者さんでも参加しやすいシステムにやっとなった、と思える反面、一気に何十パックも大人買いした所で地道に作業していく工程がなくなったわけではないのでコツコツ実戦〜強化を続けながら自分のデッキのタッチアップを楽しんでいくのがいいと思う。そして大体のカードが Sランクになったあたりで地獄の釜もとい本来のデッキ沼の扉が開く感じがすごくする。
というわけで自分は現時点ではその扉の前にやっと立った、という状況なわけだが正直言うと占い師。というかカード。強すぎなんである。まず防衛の華というか集団戦の戦況を左右するほどの存在感を示す二枚、占い師の真骨頂である星のカードと月のカード。それぞれ範囲内の敵全員に眠りもしくは幻惑を12秒くらいの間に8回という判定で振りまくという性能だけでも凄まじい。また基本的なカード自体の効果がほぼ範囲対象なため他の補助カードも軒並み強い。回復も範囲蘇生の審判とかは要するにお手軽ヒーリングオーラであり反魂とは一体なんだったんだという性能だし。更に攻撃カードも単体から範囲まで特徴的なものが揃っており、それぞれ闇耐性下げ、雷耐性下げなど付加効果を意識した順番で使うと段階的に威力を上げていけるのだ。あと個人的には愚者のカードも一押しで、あれは文字通りの爪牙の陣なので相手の闇耐性を下げる範囲攻撃の塔のカードと合わせると防衛戦での大鐘落としの効率化や魔剣士大爆発のお膳立てなどが整うわけである。考え方の基準がほぼ全て防衛戦なのは仕方ないが普通の戦闘でも使えると言うか充分強いのでそのへんは大丈夫だ。と思う。
そんな占い師、ここで忘れてはいけないのがその素身の性能である。装備防具は基本ローブ系という時点で『相手の前に状態異常の陣を敷く前に自分が死ぬ可能性』を常に考慮していないといけないので、自ずと片手剣+盾になってしまう。まあ個人的にはドラクエの占い師といえばどうのつるぎが装備できてこそであるから頑なに片手剣を持っているというのもあるが盾スキル+片手剣スキルの武器ガード性能アップは本当に重要だよねとそういう結論に落ち着いた。
まだまだ修行中での身であるが最近やっとエンゼルスライムカードが二枚作れたのでとりあえず審判と力にしといた。やはり防衛の(省略