というわけで現在ver.5の風雲急のストーリーの真っ最中であるがどれだけの展開であっても全兵団の時間になったら即座にアストルティア防衛軍に直行してそのまんま朝まで居続け、というのを繰り返しているのが最近の自分のトレンドである。もうどんだけアストルティア守ってりゃ気がすむんだよと言わんばかりの微妙な立場を全力で謳歌してるわけだが、実は魔界とヴェリナード酒場を行き来する間に必然的に立ち寄ることになる某所にはとあるポイントがある。そう例の猫ハウスである。
これは要するに街中のそのへんからナンパした猫たちをとある家屋にひたすら囲っていくという、世の猫好き勢および一部の時間旅行経験者のみにストライクゾーンを絞った代物もとい一種のミニコンテンツ?である。夢のない話をすれば一つの家屋の中に30匹の猫を囲うという行為はよっぽどのことがない限り現実的にはおすすめできないというか多頭飼い崩壊待った無し案件であるのだが、そのへんここはアストルティアである。大いにやっていい。むしろ存分に心赴くままに囲い放題である。何が言いたいかというとまあつまり、そういうことなのだ。
とりあえず自分も例に漏れずここに戻ってきてはそのへんで猫ナンパを繰り返してたらあっという間にほぼ頭数上限に達した猫ハウス。だが本番はここからなのだ。囲った猫様たちを愛でるターンの始まりであり、来るたんびに思い思いに暮らしておられる彼らを見て癒されようというそういう流れに移行するのである。
で、久しぶりに帰ってきたらこんなである。ついこの間まで野良だったネコがすでに全力で腹を見せている。お前ら完全に野生なめてんだろと言わんばかりのあられもない姿を余すところなく晒してくれてるわけだが他にも彼らは来るたんびに様々な媚態をもってしてこちらの精神をこれでもかと抉ってくるのだ。
それだけでもう個人的には心の底から満足なんであるがここには実は他にもメリットがあって、猫たちにまめに話しかけたり構ってやってるとオマケとばかりにささやかなアイテムをくれたりするのだ。大抵はやくそうとかまんげつそうとかそのへんで拾えそうなものなのだが、唐突にオグリドホーンとかも持ってきたりするので油断ならない。立て続けに高価なアイテムが続くとこれ明らかに盗品なんじゃねえかって不安にもなるが、気にせず換金してしまう。たまにニャンコインもくれるので、実は猫ガチャに限った話で言えばちいさなメダルでコインを買う必要はあまりなかったりするのであるが、ガチなネッコ勢の方々は全種類コンプまでメダルをつぎ込むだろうことは容易に想像できる。あれも一種の沼であろう。
そんなわけで息抜きスポットとしてたまに顔を出す程度で楽しんでるわけだがまあ正直気になるのはこの猫屋敷、話の経緯上ここの当の家主が帰ってこないという異例の事態のままなのである。取り敢えずこの先に展開の言及はあるのか、今後のバージョンアップを待ちたいところであるがまあ今のままでも別にいいかな。いいのか?
ちなみに現在連れ回しているついてクン、たれ灰太猫こと海獣フォルムに毛ぼこりカラーが魅力的なたもクソ太郎(名前)も基本常にそのへんにスッ転がって腹を見せている類なのだが、こいつは多分体が固すぎて明らかに自分で自分の背中の毛づくろいが出来ないだけなのだろうなと分かって来るとまた趣が深いものである。
可愛い猫よりブサイクだけどたまらない猫を推したくなる、そんなサガを人は秘めているものなのだ。