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ぬくぬくどり大戦

リクオ

[リクオ]

キャラID
: LX823-176
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: まもの使い
レベル
: 130

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リクオの冒険日誌

2021-06-09 13:04:01.0 2021-07-24 11:22:45.0テーマ:モンスター・ボス討伐

サーカスは常に人手不足 〜防衛酒場の深夜談義その2〜


ガテリア号、これ最初から大破した状態でスタートしてませんか?もとい皆様いかがお過ごしですか。

さて今回はなぜ敢えてレベル90台防衛をするのか。の雑感でも。

防衛においてたまに赤マフラー付けた高階級のプレイヤーが低レベルの職で入っている。これは大抵は実績稼ぎ目的と思われがちだが、その後も敢えてレベルを上げすぎず、低レベル帯に留めて参加している場合もあったりする。これはアストルティア防衛軍のシステムの中で生まれる一種のジレンマに起因するのだ。

防衛軍のマッチングシステムは基本4人PT同士が組んだ合計8人PTであり、最初の4人PT単位では同レベル同士のメンバーで組みやすい。レベル118なら他のメンバーも110〜118のメンバーで4人。もう一つのPTはその時の参加者総数次第だが大抵同レベル帯のPTで計8人。或いはレベルや階級等がまだ戦力的に低めのメンバーで構成されたPTと組む。こうすることで高レベル高階級のPTのほうは基本彼らをフォローしながら協力して防衛する形になる。

……のだがそれがうまく成立しない場合がある。可能なら一度試していただきたいが、90台の職業レベルで防衛に参加しようとするとまずそのマッチングのしにくさに驚くことになる。とにかくレベルや階級が低いと延々待たされた末に結局参加できないパターンが本当に多いのだ。

理由は単純で、防衛軍の実態として参加者のほとんどが高レベルであり、90台の参加者は最初の4人PTを組むこと自体が非常に難しい。なのでせっかく総帥から自宅に防衛軍への招待状が届いてもさっぱり参加できず、LV100を超えてやっと防衛軍に挑戦できたという人も珍しくない(自分もそうです)。


そして高レベル帯PT同士の防衛は、自ずと火力特化の撃破狙いの防衛が主になるので、その前の段階、つまり本来のこのコンテンツの勝利条件である『結界を守りきることによる防衛』を目的とした動きや流れを知る事ができない。これは基本ボスを倒しきる事が目的となる他エンドコンテンツボスとは根本的に異なる部分で、撃破でも勝利となり実績の一つにはなるが条件ではない。あくまで結界を守ることが目的でありそれが『防衛』なのだ。逆にどれだけボスを削ったとしても結界が落ちればゲームオーバーであるということを、常に忘れてはならない。

撃破狙いの高火力PTと戦うことで得られる経験は、一刻も早くボスに集中攻撃して効率的な火力を実現し一気に倒しきる流れになる。つまり、そのために本来必要な前段階の知識〜このマップはどのような構成で、この時間にはこのような相手が出現し、どのタイミングで鐘が出現し、後半はこうなるといった全体的な戦いの流れや知識を得る機会が限られてくる。たった数分で終わる撃破の流れでは、10分(8分)間の防衛の知識はつかない。その経験の少なさは実は致命的で、これは高難度マップだけに限らず獅子門であっても、前半の一定時間内にボスを撃破できなければそこで待っているのはボスに吸われたPT全体のDPSのぶんだけ放置された鐘やそこから出現した雑魚や中ボスの群れである。つまり防衛の基本を守れない安易な撃破狙いはそのままマップ自体の難易度を単に上げてしまうだけになるのだ。

だからこそ、丁寧な防衛をまず学んでから撃破を目標にと段階を進んでいくことが望ましいのだが、それが先述の理由でなかなか難しい。そこで実は『低レベル帯で参加している高階級のメンバー』の存在が結構重要になってくる。つまり、高階級でそれなりの経験を積んでいる者が低レベル初期階級のメンバーの中に入る事で、本来の意味での初心者さん達とマッチングすることができる。これまでの撃破前提だった防衛の流れとはまったく質の違う、圧倒的に足りない火力の中で皆の力をかき集めながら防衛を成功させる事を求められるこの場は、自分が高階級になってからこそ改めて経験してほしい世界である。

実際自分が防衛初心者だったときのことを思い出してみる。右も左もわからなかった時に自分を導いてくれた人がどのような動きをしていたか。もうだめだと思った時に自分を助けてくれた仲間、絶妙なタイミングで鐘の召喚を阻止したり目覚ましい腕前で大砲を撃ってくれた熟練の仲間がそこには必ずいた筈だ。そして今度は自分がその1人になることができるのではないか。

低レベル帯PTで防衛をしていて、後半の残り3分の必死の攻防、出現した大鐘に温存しておいた大砲の弾を打ち込みながらふと、それを教えてくれた人のことを思う。これまで出会った無数の先輩たちが今もこの世界にいるかは分からないが、そうやって引き継いできた一期一会の仲間たちのこれまでの知恵と工夫が積み重なって、アストルティア防衛軍は今日も楽しく回っている。自分が防衛をやめられないのには、そんな理由がある。


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