<突然のあらすじ>
普段防衛とキラ拾いに明け暮れ酒場と天星郷を往復する回遊魚のような生を営むりくおさん。見てくれに無頓着でいつも着た切り雀の朴念仁たる彼であるが、ある日、今の槍の外見何とかしたい…と思い立ったのが運の尽き。
という訳で衛星軌道上に滞在している聖守護者星の使者なゆたさんに相談(フレチャ)
リ「さそりの羽を集めたいのです。槍のために。あと10枚ちょい」
な「いいね!強さは?」
リ「羽が集められればそれでいいから1で全然おk」
な「じゃあさかなで行ってもいいかな!」
リ「さ、サカナチャーン!?」
※説明※
さかなちゃんとはッ!!なゆたさんのサブキャラのポピンプ(プクリポ)であり、職業は例によってまもの使いのみ110前後で他はお察し、当然各職業パッシブも全然揃ってないのに持ち前のPLスキルだけで異世界転生モノのようにフェスタの聖守護者をすべてを初期装備+いばらのムチ一本で戦い勝利しきった実績を持つ規格外ポピンプである〜
さそり実装は2018年秋。つまり当時の最高レベルを想定してもこれで普通に戦えるバランスで組まれているはずで、つまり十分すぎるほどいける計算になる。さらにサポになゆたさん(※対4仕様のガチビルド)が確定で入るのだから寧ろアドバンテージたりうるはずなのだ…!(絶で死ぬが)
軽めのおかゆを頼んだらメガ盛り豚玉丼が出て来たみたいな状況に、お風呂に浸かりながら呆然としつつ向かうことになったさそり初日。自分僧侶さかなちゃんまも、サポになゆたさんとサポ賢者で2に挑み位置関係、各種技の発動タイミングから何からを徹底してレクチャー。まものリンク前提の立ち回りの経験が浅いりくおさんにとっての正に特別集中講義を受ける。
だいたいの自分のプレイの問題点や、意識すべきポイントを掴んだあたりで防衛ルムのみなさんと周回したらなんか突然出たのが
発動速度埋め扇。
ショックのあまり頓死しそうになりつつなゆたさんにその旨報告したところ
な「じゃありくおさん賢者じゃん!」
リ「(知ってた)」
そして挑んださそり2サポ2構成。そういやなんで2が前提なのかなと思いつつ会議の結果メンバーは自分賢者、さかなちゃんまも、サポなゆたさんまも(主火力)、モっさん(モーモン)の4人。で
!!キングクリムゾン(文字数)!!
というわけで結果から先に言うと勝ったんですが、さかなちゃんが撮った動画でその一部始終を確認するだにりくおさん基本攻撃一切してない。雨二種類とベホマラーとさとり更新を幻魔の行動ローテのように繰り返すいきものと化していたがそれには理由があって今回の肝は完全にお互いの位置関係にある。敵とさかなちゃんの背後を常時意識した配置によってタゲ下がりを成立させ引き回す時間を少しでも作ることに全ての脳のリソースを使っていた結果である。一方下がってる間さかなちゃんは鬼神のごとく双竜等で削りつつレベル的にすぐ枯渇するMPを補うため『まほうの聖水を攻撃の合間に都度飲みまくる』というこれはこれでどんな緊縛プレイなんだという凄まじい戦いが展開されていた。正直純粋に動画として面白すぎもといさかなちゃんの火力はどうしても低くなるが、そのぶんをガチビルドで通常まも1.5人分の火力を叩き出すサポなゆたさんで補う形になる。サポであるがゆえにすぐ死ぬ彼女の生存率を上げる為にも肉入り二人の引っ張り連携が必須なのだ。
逆に言うとサポなゆたさんが死んでいる状態が長ければ長いほど試合は長引く。最たるものがさそり赤以降の地獄のアビスローテタイム。そこをなんとか凌ぎきるしんどい神経戦の末数回目の血陣コンボでとっさの位置どりの判断が遅れたりくおさんが斃れさかなちゃんも遂に膝をついたところでサポなゆたさんの一撃でさそり轟沈。約15分のまさに激闘であった。精根尽き果てその場に頽れるりくおさんにさかなちゃんの一言。
さ「ところでモっさんの作戦は?」
リ「!」
バッチリのままだった。時折謎のAペチを放つ物体と化していたのはそのせいかと頭を抱える。あれだけりくおさんが壊れたラジオのようにマラーしてたのもヤツの回復頻度の低さ故であったがその理由がわかってむしろ安心したようなそれ戦闘中に気づけよおと思ったのもつかの間
さ「あとなんで上着てないの」
リ「」
着てませんでした。(装備変更時の確認ミス)
最後まで美味しいツッコミを取っておく某噺家師匠みたいな指摘で全部もってかれたよ!
ばっちりモモン、上半身裸でさそり2討伐。つぎはぎだらけの成果であるがこれは実質さそり2.5くらい行ってると思っていいんじゃないか…なんて思ってたら翌朝、当然のように例の星からの通信が
な「これならゆず先生つれて3いけるなって」
〜つづく!(のか?)〜