レイリアの冒険日誌

～これまでのあらすじ～

サブキャラ(姉設定)のあまりの放蕩生活っぷりに
業を煮やしたレイリアさんは、姉の家にカチこむのでした。
べべん。





【レ】
私の仕送りでアズランに家まで建てちゃったのね…。
いくらなんでもお姉ちゃんはお金の使い方が豪快すぎるんだよ！
こないだはカジノですっからかんになってくるし、
今度は高い釣り竿が欲しいとか言ってくるし…。
私の仕送りを湯水のように使ってるけど
こちらにも我慢の限界があるって、ガツンと言ってやらないと！

たのもー！(ガチャ)


【コンシュルジュ】
いらっしゃいませお客様。ニーナ様は今席を外しておりまして…。


【レ】
あ、メイドさんがいる。
メイドさんは雇ったのに、家具とかは内装はすっからかん…。
ズボラなお姉ちゃんらしい行動なんだよ！
ちょっとそこのメイドさん、貴女のご主人様にちょっと言いたいことが…







【レ】

わ、わたし…？






【レ】

い、いや、よく見るとそこまで似てるってわけじゃないよね。
瞳や瞳の色とか違うし、そもそも人間だし、私より随分小柄だし…。
でも本当にちっちゃいなぁ。それで力仕事とか出来るのかな？


【コンシュルジュ】
ニーナ様がはじめて私を見た時に、
「貴女は私の自慢の妹に似ている」と言われていた理由がやっと分かりました。
レイリア様とおっしゃるのですね。以後お見知りおきを。
私はセリと言います。ニーナ様のお世話をさせていただいております。



【レ】
セリさんって言うんだね。こちらこそよろしく。
え・・・「自慢の妹」？


【セリ】
はい。「いつも苦労を掛けてるけど凄く頼りになる、大好きな妹」と
常々おっしゃられていました。レイリア様のことを話すニーナ様は
いつも本当に楽しそうに見えました。


【レ】
そ、そんな…もうしょうがないなぁお姉ちゃんは…(モジモジ)


【セリ】
あ、ニーナ様から伝言が。
「釣りレベル上げたいから、釣り具ちょうだーい。なるべくいいやつで！」
だそうです。こちらのタンスの中に放り込んでおいて、と。


【レ】
まったく仕方ないお姉ちゃんだなぁ…。
闇の釣竿と天使のルアーを買ってあげようかなぁ(デレデレ)


【セリ】
円滑なレベル上げのために、竿は星3のものがよろしいかと。


【レ】
うん、そうだね！ちょっと入り江で買ってくるよ！


【セリ】
いってらっしゃいませ。私はここでお待ちしております。






…






【セリ】
（ちょろいですね。）






！？