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かわいそうないもうと

レイリア

[レイリア]

キャラID
: VR737-748
種 族
: エルフ
性 別
: 女
職 業
: 旅芸人
レベル
: 133

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レイリアの冒険日誌

2016-08-09 10:18:36.0 テーマ:その他

聖なる探索①




実装された占い師の立ち姿…。
様々なプレイヤーから「お金下さい」「たかりのポーズ」とか言われていたが
これを初めて見た時から、私の中である疑念が生まれていた。
先日、偶然シュリナさんへ後方から話しかけたその時。
私の中の疑念は確信へと変わった。
そう、これは現金を要求するポーズではない。









お触りをするポーズなのではないか、と。

BGM:煉獄の地下街3(RB:炎の舞 -終わらない旅-)







シュリナさんには感謝しなくちゃならない。それはまさに天啓だった。
生き物は大地から生まれ、営み、そして最後は大地へと帰って行く。
目の前に広がるオガコさんの豊穣な大地…。
そこに身を埋めたい、委ねたいと思うのは自然の摂理とも言うべきなんだ。

触れたいと思うのは  …  間違っちゃぁいないんだ。

私は心より湧き上がる衝動に突き動かされ、探索を開始した。
偉大なる先人が行ったと言うムーブメントの追求。
その名を借りてここより始めよう。

「聖なる探索」を。



私がまずランガーオ村に足を運んだのは、当然の帰結だった。
豊穣な大地の始まりと言ってもいいこの村ならば、
素晴らしい結果が見い出せるのではないか。

甘かった。

それは愛用しているストームタルト☆2よりスィーツかつ
浅慮であったと打ちのめされる事となった。






豊穣なる大地は、遥か高みにあった。
われわれエルコとオガコさんの身長差が、
そびえ立つ嘆きの壁として立ちはだかる事になる。
エルコのタッパでは、オガコさんの山脈に至る事すら適わなかった。
山脈を支える大木、その根元に手を届かせるのが精一杯という現実。
当然ながら、大木をさする手で満足するワケにはいかない。
見果てぬ大地を視界におさめながら、
私は攻略の糸口を求めて、アズランへと向かった。



エルコ第二の故郷とも言える街、アズラン。
大量のもみじこぞうに追い回されたエルフ冒険者達を迎え入れてくれたこの街で
私はどうしても確認したい事があった。






バッチリだ…!
モトイさんの絶対零度の視線を受けながら、
私が確かめたかったのは「向かうべき場所」だった。
問題さえ解決できれば、この約束の地へ手を届かせることが出来る。
確かな手ごたえを掌に感じながら、私は次の探索に出掛ける事とした。



しかし、分かっていたことだがオガコさんとエルコの圧倒的な戦力差よ。
果実は肥えた土地でたわわに実るというが…
ということは!まさかあれか! 


エルトナの土地は魔障に侵され枯れているのだろうか!?


今度、ハネツキ博士に一筆したためようと心に決めたのであった。
いずれ、学会に論文を発表する事も視野に入れる必要がありそうだ。



聖なる探索・その2へ続く。
勢いだけで書いたので続かない気もする。
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