発売から時間がたったという事で、ここらで自分の考えをまとめておきます。
ネタバレオンパレードなので、未クリアの人はびーぼたんを押してね。
まず、誰もが考えるこの作品の時系列について。
シュタインズゲート的に考えると、この作品は基本的に3つの世界線に分岐します。
A世界…ベロニカ死亡。1stENDの世界。
B世界…邪神ニズゼルファ撃破。真ENDの世界。
C世界…賢者セニカが渡った世界。
それぞれの世界は全てパラレルワールドぐらいに解釈するとします。
では、各世界について妄想してみる事にしましょう。
○A世界…ベロニカ死亡。1stENDの世界。
この世界では結果的に勇者はB世界に旅立つ事になる。
それに伴い、世界線から勇者の力は消失。
残された「勇者のつるぎ」の形状が「天空のつるぎ」に似ている事から
おそらく天空世界の6に接続されると予想。
勇者のつるぎはラミアスのつるぎとして世界に継承されていく事になる。
今思えば、カミュの姿形がどことなく6主人公に似ているのも納得できる。
髪型・青系の髪色・イヤリング・妹持ちと共通点は多い。
勇者の力が失伝した事で、相棒のカミュの血が世界に選ばれたという所か?
ただ、当然のごとく疑問も残る。今までのDQ世界だと時系列は
3→1→2→6→4→5
と考えられることが多かった。
6で海中にいる精霊ルビス、竜王の島を示唆する発言などを考えると
天空の前にロトシリーズが来る流れになるはずなのである。
このA世界ではロトの流れに合流できないので、
あくまで「パラレル6」という形になりそう。
○B世界…邪神ニズゼルファ撃破。真ENDの世界。
多くのドラクエ好きの涙腺を直撃した11の真END。
この世界線で「勇者ロト」の誕生が描かれる事となり、
直接的にDQ1の世界などに接続される描写がされました。
これにより、
11→3→1→2
の流れがほぼ確定。
イシの世界に祭られる「大地の精霊」が精霊ルビスに関するものだとしたら
この世界線の続きで精霊ルビスが誕生し、そのルビスがアレフガルドを創造する。
また、セニカがC世界へ移動する際に勇者の力がセニカに移動したため
結果的にアレフガルドから勇者の力は失われる。
なので、この世界線の未来はゾーマによって闇に閉ざされる事になる。
勇者ローシュが使用してB世界へ継承された「勇者のつるぎ」は
この時点でゾーマが3年かけて破壊。
この武器はニズゼルファのバリアを外す事ができる=光の玉の効果を持つので
同じバリア=闇の衣をまとうゾーマが勇者のつるぎを特別に敵視する理由になり得る。
ただ、ここらへんの描写が人によって一番解釈が分かれるところだとも思う。
エンディングで恰好よく勇者のつるぎが1の勇者に渡ってるけど
それはそもそも1回壊されて打ち直した王者の剣なんです!になるし(笑)。
アレフガルド創造につながるのがC世界と考えることもできるし
断定するには判断材料が足りない。
でも今のところ、真ENDだけあって一番すんなりと受け入れられるルート。
矛盾とかあるかもだけど、エンディングの演出と音楽で
ユーザー感情を滅茶苦茶にシェイクしてくれるので気にならないという…。
ある意味すさまじい力技とも言える。あの演出はもはや暴力だ。
○C世界…賢者セニカが渡った世界。
今回最も話をややこしくした部分であり、妄想のし甲斐がある世界線。
情報が少なすぎて判断に困る部分も多い。
今のところ分かっているのは「勇者ローシュが生存した世界線」というぐらい。
おのれ、あのおっぱい賢者様め…。
エンディングの演出の流れ的に、
この世界線が3の「上の世界」へと接続される可能性がある。
主人公から受け渡された勇者の力がセニカの手に渡り、
結果的にオルテガ→3主人公へと継承されるのだろうか。
この世界にある「ギアガの大穴」は時空を超えて
近似のB世界へと繋がっており、結果的にDQ3でC世界はB世界と合流する事となる。
まぁ、そもそもラーミアが8設定により時空を渡る事が出来るワケだから
世界線の移動なんて朝飯前になってしまっている罠!
とりあえず、ざっくり妄想としてはまずはこんな感じでしょうか?
当然ながら、妄想の域を出ないので断定できるところはほぼありません。
でも、前から言っていますがレイリアさんは
ドラクエの「真実の判断はユーザーに委ねる」という姿勢は大好きなのです。
その人それぞれが考えたことは、基本的に全部正解なんだと思います。