デコリーに見てもらうとすぐに原因が分かった。
以前の記憶でおかしくなった部分は部品の交換で直ったが
今度は私とやりとりした記憶が影響して混乱しているらしい
以前の武器鍛冶のやり方と、私のクセのようなもので違いがあるのだろう。
それをうまく判断出来ないらしい。
状態としてはあまり良くなかった
早く対処しないと完全に機能が停止してしまうらしい。
私との記憶を消せば、また元気になるのだろうが
これまで過ごしてきた数ヶ月の日々が失われるかと思うと
また少し考えさせて欲しいと言い残して家に向かった
武器鍛冶をしている人を見るだけで熱くなってしまう状態だったので
早急に家に連れて帰ることにした。
その途中で伝説の職人をよく知っている人物にまた出会った。
職人を見た影響なのかメタッピーはその場で機能が停止した。
これでお別れなのかな・・・
覚悟したそのときだった。
謎の職人「ヘパトイス!!」
その職人は手慣れた手つきでメタッピーを分解し
問題となっている部分を見つけ出した
そもそも何がヘパトイスだったのかわからないまま見守っていた