随分と前からサブで木工職人を生業(?)としてまして、もっぱらきせきの釣りざおを作っていたのですが最近またコイツの価格事情がそれなりに激変していまして。たまにはそういう話でもひとつしてみましょうという試み。
きせきの釣りざおの原材料には供給をバザーに頼らなければならない素材が3つあります。道具職人の作る虹色のオーブ、皆大好き汗と涙の結晶、そしてもうひとつが古代樹の化石。これはver4世界で主に拾えるキラキラ素材ですね。
ver5発売直後、虹色のオーブと結晶については新たな需要の発生やオーブに関しては新しい商材の発生による供給側の人口変動が要因と思われる価格高騰が発生しました。
これに対し、古代樹の化石はこちらも必要とする職人が新武器に移行したのかあるいは貯蓄されていた分が一気にバザーに出回ったのか、それまでおよそ7000~8000程度の価格で流通していたのが一時5000を割るほどにまで下落しました。もちろんこの頃は私もこれ幸いとやたらめったら買い漁って釣りざおを作っては売り払ってホクホク顔でした。
ただここ最近この古代樹の化石、今までため込まれていた分が出払った後新たに拾い集める人があまり居ないのか順調(?)に高騰してきています。現在は9000代で取引されていることが多く、これ以下で安く求めるのは難しくなっている状態ですね。そうなってくると問題になってくるのが売り出す釣りざおの価格設定です。
作る人間が多く存在すれば値下げ合戦が発生するのは自然の流れ、場合によっては当初出した価格から5000以上の下落が起きたりするのも不思議ではないライバル業者の多い激戦区。値段を下げすぎれば儲けは減るし、かといって高すぎては今度は見向きもされない恐れもある。こうなったら他の商材でも模索しようか…そう思っていた矢先のこと。
どうやら考えることは皆同じだったらしく現在その値上がり分は着実に釣りざおの本体価格に転嫁されじわじわと値上がりしてきています。こうなったら仕方ない、私もちゃっかり値上げしてしまえフハハハハ!
すみません心の闇が漏れました。まあそういうわけなので恨むなら新しいキラキラ素材を出した運営を恨んでください俺は悪くねえ!
ちなみにこの話をドラクエやってないリア友にしたら「ゲームの話を聞いていたと思ったら経済の話になっていた」「株でもやってるんだろうかこの人」と面白い感想をいただきました。
私は盟友(商人)、市場という名の魔物と戦っている。