僕は、今、母と二人で暮らしている。
ろくに仕事もせずに毎日ふらふらしていた。
金がなくなれば、母が寝ている隙に、
バッグから財布を取り出し。遊ぶ金を盗んでいた
そんなことがしばらくつづいた。あとのことだった。。。
母は、僕の顔をしっかり見ながら
「お母さん、癌になっちゃった。。」と少し苦笑して僕に告げた。
初めは、信じられなかったけど。
母の表情や、少し震えてる手をみて。
嘘じゃないと、確信した。
それから数日たった夜のことである。
また、遊ぶ金がなくなり
いつものように母の寝床にいくと。
母は、布団の中でうずくまり。ゆっくり呼吸をしながら寝ていた。
母は、癌になったんだ。。
そう思うと涙がとまらくなった。。
もっと、もっと僕がしっかりしていれば。
母を幸せにできたのに!
あふれる涙を拭いながら。
僕は。そっと
母の財布から130000円と大量のポイントカードを取り出した。
おしまい。