ハロー エブリバディー!
夏、満喫してるかな?
あたしは夏の休暇を利用して、アストルティア島のプライベートビーチで日本の疲れをリフレッシュしてるところなんです。
一人でリゾート地なんて寂しいって?
そんな事はないですよー!
ここの人からすると異国の地の人間は物珍しいようで、ビーチに行くと誰もが気さくに声をかけてくるんです。
ビーチを歩けば「ナニカ オチタヨ!」と言われて、振り向きざまに足元を見ると「アシアト!」と教えてくれます。
海を眺め絵になる女を演じていると、物売りや爪切りの方々があたしを女王様に会ったかの様につきっきりでお話し相手にもなってくれるんです。
爪切りのおばちゃんなんか「イッポン サービス」などと、爪切りが指一本単位の商売だということを教えてくれたりします。
毎日ビーチへ行くと顔なじみにもなって、
「ヤア!キョウモ ヒトリー?サミシイネー!」
って、独りを満喫しているあたしに対して、ジゴロと言われている人が気安く話しかけてきてくれるんです。
そんな時は『あんた、あたしが刃物持ってなくてよかったね』と心の中で思いながらにこやかに対応するとジゴロの方も喜んでくれるんです。
ここの島は毎日どこかでお祭りがあるんです。
あら?
今日もお祭りが終わり、お供え物を海に流す地元の人たちが訪れたようです。
中には恥ずかしがり屋な子もいるのかな。
あたしを遠巻きに見て近付いてきません。
ぼうや、お話ししましょー うふふ
あ、右に写っているのが宿泊しているヴィラなのですが、そこで予約したマッサージの時間がきたのでリポートはここら辺で終わりにします。
今回は帰国の飛行機に乗る直前に、屋台の団子スープを食べて謎の湿疹が全身に広がるなんてことにならないように気を付けますね。
じゃね
シーヤー
※この記事は、とある島で作者が体験した実際の出来事を元に作成されました