はるこの冒険日誌

シナリオ関係ない気するけど、500万G貯まった～。
わっしょーい。

はるこの金策はケチるのと大陸間のバザー価格差を利用した商売、
俗に言う「転売」というやつですな。

何が儲かるかは企業秘密なので公言できませんが、
大陸間で価格差が常時発生しているアイテムもあるので、
うまくやればいい小遣い稼ぎになります。
最近はそこまで収益性が望めなくなってきたので、
小遣い稼ぎを兼ねて称号もらうのを目的にやってます。

儲かる素材のヒントは、「生産地は安く、消費地は高い」
という、地域経済学的発想と、生産量、消費量が多いことが
ポイントになります。

ちょっとだけ経済学のお話。
このような価格差を利用して利ざやを取ることを「裁定」と呼びます。

市場原理に基づいて裁定に多くの人が参入することで市場間の
価格差は移動コストに見合った程度まで縮小します。

裁定にはこのような空間的距離に起因するもの以外にも
時間的距離に起因するものもあります。
ボスコインが実装直後高値で売買されていて、その後次第に価格が
低下するので実装直後に当たったコインを高値で売って
値下がりしてから買い戻すというのも一種の「裁定」です。

裁定が機能することで、財の価格がある程度の変動の範囲内で
概ね一定の価格に保たれるというのは市場原理の効用ですが、
時には投機的取引によって価格が乱高下するというのも
リアルでもアストルティアでも同じことのようです。

結論から言って、こうした経済活動に参加することは市場を活性化
させると共にある種の公共的機能の一端を担っていることになるので、
商売上等、なのですが、翻ってリアルでは投機的取引が価格の安定を
阻害するようなことになれば個人の生活を破壊しかねません。

まあ、ゲーム内でも投機で儲けられる人とそうでない人の格差が
あまりに拡大することは「みんなで楽しむアストルティア」という公益を
考えると望ましいことではないのかも。

市場原理が機能不全を起こし、社会に悪影響を与える状態を
「市場の失敗」と呼びます。
典型例は公害ですね。

なので、市場原理は有効で有益だけど、失敗することもあるんだ、
ということはみんなが知っておくべきことだと思います。

あれ?　長くなっちゃった。あんど脱線しすぎ。
頭痛くなった人ごめんねー。www