バレンタインも終わりました。
表題にもなっているグレイツェル様は意外にも3位にも届かず、
魔女様FANの落胆が聞こえてきそうな気もしますが…。
はるこの印象に残ったのは、かつて哀しかった彼女のこと。
ザンクローネのおかげで彼女を魔女へと変えてしまった
怨嗟も悲哀も浄化され、今は穏やかに人生を取り返していると
信じたく、メルン水車郷へ行ってみましたの。
村ではなく少し離れたこの地に居を構えるよりなかったのは
これまでの経緯上仕方なかったのかもしれないけど、
村人がかつての魔女様を恐れている以上に
彼女の方が村に入ることを今でも恐れているのではないか、
そんな風に思ってしまったはるこなのでした。
人はやさしく、弱く、愚かな存在だけれども、
ふたたび立ち直り、生きていく強さとしなやかさを持ち、
重ねた経験の重さだけかしこくなっていく…、
そうありたいと思ったメルン訪問でした。