初物の話題をだいぶ前に書いた気がするのですが、
今日になってようやくくぎ煮を炊きました。
神戸近辺のいかなご漁は今年は4月2日までだそうで、そうなると
そろそろ炊いとかんと今年の分作られへんで!
…というわけで、いかなごパックも昔のをちょぼちょぼ食べて
空いてるのができたのでようやく炊くことが出来ました。
本日のいかなごの価格は一番安い店で1kgパックが627円(+税)。
…の2割引。
少し前に390円で売られてたのでそれに比べると割高だけど、
シーズン終わりでお手頃価格なのは確か。
むか~しにコープでもらってきたレシピと、
今コープがネットに上げているレシピを見比べて
間を取る形で分量決めました。
今回のはるこのレシピは以下の通り。
生新子 … 2kg(2パックも買うなよ…w)
こいくちしょうゆ … 400cc(目分)
料理用清酒(加塩してないもの)… 200cc(目分)
みりん … 200cc(目分)
ざらめ(中ザラ糖) … 500g(量った)←なぜかこれだけw
実ざんしょうの佃煮 … 1パック
生姜を入れるのがスタンダードなのだけど、はるこは気分を変えるために
一年おきに山椒と生姜を交互に作っています。
まあ、生姜のタイプは冷凍庫に去年のが1パック眠ってるしな…。(←おいw)
山椒のタイプは買ってきた佃煮をポンと入れるだけでできてしまいます。
生姜を皮むいて千切りして…、という手間を省きたい気分だったというのは
実際小さくはなかったような。ww
作り方は、調味料を全部大鍋に入れて煮立たせ、煮たったところに
実ざんしょうを入れ、さらにそこへさっと洗った生新子を入れるだけ。
実ざんしょうは煮詰まってから入れるようにとレシピの指示があるのだけど、
山椒の辛味を煮汁にしっかりと出そうと今回はあえて先に入れてしまいました。
新子が入ったら火は最強に。
鍋全体がぐらぐらと沸いたら吹きこぼれない程度にまで火を小さくします。
ここでアクが出てくるはずなのですが、なぜか今日はアクが出なかったので
深いことは気にせず落し蓋をしました。
落し蓋としては穴を2、3箇所開けたアルミ箔を使うのが一般的ですが、
アルミはアルツハイマーの原因になるとかならないとか噂を聞くので、
はるこはアルミ箔の代わりにあくとりシートなるものを使っています。
これを入れておけば多少のアクも吸ってくれるのでまさに一石二鳥。
30分ほど煮込むので、器具を洗うなどの片付けをしてなお余った時間を
活用して魔塔を攻めることに。www
火が強いので気にしながら攻めることになります。
さすがにログアウト表示にしてしまいました。
(お話ししてると焦がしてしまうかもだったのでw)
ここの火加減を強くすると、市販品のような固い仕上がりになります。
火を弱めにすると、柔らかく炊き上がります。
こちらは家庭的な雰囲気を感じます。
ちなみに、みりんを入れると固めに、酒を入れると柔らかく仕上がるの
だとか(コープのレシピに書いてあった)。
はるこは今回これを逆だと勘違いしてしまい、味醂をたっぷり入れて
しまったので(シーズンの終わり頃になると新子が大きく育ってしまって
いるので、柔らかく仕上がるように炊いた方が美味にでき上がります)、
火加減は気持ちゆるめにしておきました。
煮汁が上から見て見えなくなったら弱火に。
(魔塔5層まで攻めたあたりでしたw)
なんとここで買い物に出かけるという暴挙に出てしまったはるこ。
本当はね、鍋を火にかけたまま出かけるの良くないんだけど、
煮詰まるまでの時間見たら確実に戻って来られるはずの時間よりも
だいぶ余裕があるようだったし、何より弱火なので、いいかな、と。
(本当はいけません)
戻ってなお煮詰める必要があるようだったので魔塔再開。
6~10層攻めている間に煮詰まってたので、火を止めておきました。
あとは冷めるのを待ちます。
あら熱が取れたら、煮汁をからませていよいよ完成。
あら熱が取れるまでは箸などでさわってはいけません。
形が崩れてしまいます。
(加熱中に気になるようなら鍋をゆするようにしています)
といいつつ、冷めるの待てずにつまみ食いしてしまったはるこ。
まあ、こういうのは自分で炊いたからこそ味わえる楽しみというもの。
完全に冷めたらいかなごパックなどに詰めておきます。
日持ちは冷蔵1か月冷凍1年くらいかな。
(はるこは2年冷凍したいかなご食べてますがww)
市販品もよく見るようになったけど、
少し柔らか目に炊いた自家製のくぎ煮もいいものです。
ああ、これでようやく我が家にも春が来る…。
(これしないと春が来た気がしないんだよなぁw)