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夢見る少女

はるこ

[はるこ]

キャラID
: VI750-160
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: 旅芸人
レベル
: 133

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はるこの冒険日誌

2024-02-22 15:46:57.0 2024-02-22 18:22:54.0テーマ:その他

ドラクエ用に買ったはずのPCにFreeBSDをインストールしちゃった話

それは「魔が差した」としか言いようのない出来事であった。
デーモンだけに(それは言ってはいけない…)。




お久しぶりです。はるこです。

久しぶりに日誌書くというのにこんなネタかよ!
という話なのですが、FreeBSDに心惹かれてしまったがために
FreeBSDと格闘する日々がはじまる予感がしたので、
ちょっと記録を残しておこうと思った次第。




そもそもFreeBSDってなんやねん!
という人が大半だと思うので、簡単にFreeBSDの話をしておきます。

計算機(今日で言うところのコンピューター)技術の黎明期において、
計算機を動作させるための基本的なプログラムすなわちOSは
いわばオーダーメイドであり、計算機を新しくすればOSも新しいものに
変わってしまうものでした。
が、今日風に言えば、パソコン買い替えたからって、いちいちOSまで新しく
しないといけないのは面倒だよね? ということになり、
多くの計算機で汎用的に使えるOSとしてアメリカのベル研究所などが
中心となって「UNIX」が開発されました。

UNIXはその後AT&T(NTTのアメリカ版みたいなところ。ベル研究所の母体)の
SystemⅢ〜Ⅴ系と、
カリフォルニア大学バークレー校のBSD系に大きく分かれ
(この中の一派がFreeBSD)、
また、UNIXと同様の機能を既存の技術等によらず独自に実現するOSとして、
Linuxが生まれました。

UNIX系OSは高い安定性と信頼性から大型コンピューターで用いられる
ことが多かったのですが、
ライセンスを無料で利用できることから一般消費者用の製品にも使われる
ようになり、
例えばiOSやmacOSはBSDが、AndroidはLinuxがベースとなって開発されました。

また、PS4やPS5のOSはFreeBSDが、Nintendo SwitchのOSはFreeBSDとAndroidが
ベースとなって開発されたとされており、実はゲーマーにとっても
気づかぬところで関わりのあるOSだったりします。




話はいまひとたび昔へ遡り、はるこが大学生だった頃のこと。
世間はインターネットが普及しはじめ、Windowsがもてはやされ
まくっておりました。

はるこの通っていた大学もまた、情報の授業があって必修だったもの
ですから、パソコンなんて全く興味なかったはるこも否応なく
ディスプレイ(まだCRT…ブラウン管だった!)とキーボードの前に
座らされることになってしまったのでした。

当時大学が用意したコンピューターは、
商用の大型計算機と、それにログインするための多数の端末で、
限られたリソースを多くの学生が同時に使うのでパフォーマンスも
良いとは言えないものでしたが、
課程にはプログラミングの基礎まで入っていて、
UNIX系OSの使い方を教え込まれてしまったのでした。

かくして、卒業するまではパソコン的なものを触るといえば
UNIXでした。




そんなはるこでしたが、大学卒業後はまたパソコンのない生活に戻り、
しばらくはそうして過ごしていたのですが、
遂に時代の流れに抗えず、…というわけでもないのですが、
インターネット導入と相成り、初めてWindowsパソコンなるものを
触ることになったのでした。

果たして、Windowsパソコン触った感想とは…、
うーん、「なんか、違う」って感じですかね。

ファイルの属性管理なんて概念もないようだし、
そもそもカレントディレクトリを意識しながら
コマンドラインでファイル操作することに慣れていると、
cpコマンド使う時はどうするの!? mvはどこにあるの!?
という感じでとにかく戸惑いました。

アイコンをダブルクリックするのも慣れないし、
ウィンドウの最大化って何!?(これは逆に今はUNIX系OSでも使えるはず)
ktermはどこ!? Emacsは!?

結局CygwinとMeadowの導入でほぼUNIX系OSの使い勝手に変えてしまった
わけなのですが、やはり階層ディレクトリ構造がしっかりしている
UNIX系OSの方がしっくり来るよなぁ…、ということになりました。




その後そのPCはWindowsXPの終焉とともにVineLinuxをインストールして
使うこととなり、しばらくはUNIX系OSであることに満足して使っていた
ものの、GNOMEが重くて使いにくいということになり、軽量のwmに切り替え
ようとあれこれ無茶したら壊してしまい、またもパソコンのない日々が
帰ってきたのでした。




というわけで、ここまで前振りです。
本編は次の日誌にて…、て、これ見た人で次見に来てくれる人なんて
いるんでしょうか? www

でも続いちゃう。

(以下次号)



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