以前の日誌で上記タイトルのような事があった話をしましたが、
詳細を語っていませんでした。
詳細を残しておくことは、同様のケースの解決につながり有益と
思いますので、書き留めておこうと思います。
前回、突然英語で日誌が始まって面食らったのではないでしょうか。w
前回の日誌はFreeBSDのパソコンから書きました。
ファイルパスやコードを間違いなく書き写すためにコピペを使いたかった
のです。
ところがこのFreeBSDのパソコンには、tamago(日本語入力システム)は
インストールできて使えているのですが、jサーバー(漢字かな変換システム。
その中身はWnnというアプリケーション)に接続できていない状況なので、
FreeBSDのパソコンから日本語で書くことが困難な状況でした。
そこで一旦英語で日誌に書いておいて、タブレットで改めて日本語版の日誌を
書く流れとなりました。
さて、話を元に戻しましょう。
はるこは次のコマンドを入力して、xorgをインストールしました。
# pkg install xorg
すると、xorgがインストールされたとメッセージが出たので、
X Window Systemを立ち上げようとしました。
# startx
ところが、エラーが出てX Windowが立ち上がってくれません。
ネットで検索して、ログを見てエラー(ee)を見つければ良いことを知り、
ログの中から下記のエラーメッセージを発見。
(ee) screen 0 deleted because of no matching config section
このエラーメッセージをさらにネット検索したところ、
解決策が見つかりました!
その解決策とは、
/usr/local/etc/X11/xorg.conf.d/driver-scfb.conf
というファイルを作り、そこに(「ee」という、コマンドラインからも
使えるエディタで)次のようにスクリプトを書き込むというもの。
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※実際の作業上は、「ee」をコマンドライン上で起動して
# ee
スクリプトを記述し、
(esc)で「ee」を抜ける時にfile operationを選び、更にsave fileを選んで
上記パスを指定する流れになります。(3/1 追記)
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(設定ファイルのスクリプト)
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Section "Device"
Identifier "Device0"
Driver "scfb"
EndSection
########################################################################
※ブラウザによっては半角スペースが見えにくい場合があります。
半角スペースが正しい位置にないとスクリプトが正しく働きませんので
半角スペースの位置にご注意ください。
(より万全を期すには上記スクリプトをお手持ちのエディタにコピペして
半角スペースの位置を確認しておくことをおすすめします)
(3/1 追記)
これで、X Windowを起動できるようになりました!
この記事がどなたかの助けになりましたら幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。
(参考サイト)
https://s3b.astro.ncu.edu.tw/~daisuke/notebook/Computer___FreeBSD/20220621_0.html
https://forums.freebsd.org/threads/cannot-run-in-framebuffer-mode-please-specify-busids.74546/