ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・
くわっ!
わしがグランゼドーラ王スタンプおじさんである・・
王様「大臣、戦争孤児達の養育施設の建設の件はどう進捗しておる?、
グランゼドーラ国は魔物との戦争で多くの戦争孤児を出してしまった。
その子達が安心して暮らせる場所の建設はわしにとっても悲願なのだ」
大臣「そ、それが王様・・養育施設の建設予定地の周辺住民が・・」
スタンプおじさん「なんじゃ、大臣、申してみよ」
大臣「は、有り体に申します。実は、建設予定地の住民が戦争孤児達の養育施設の建設に反対をしておりまして・・」
スタンプおじさん「大臣、何故に住民は反対するのじゃ?元々は彼ら孤児達の親兄弟達が命をかけて守り抜いた土地ではないのか?」
大臣「は・・住民達の主張では ミー達が住むセレブな土地に戦争孤児なんて汚らしい子供達を入れるなんて言語道断ザマス、ですとか、
戦争孤児達の養育施設なんて建ったら土地の評価額が落ちるザマスとか、
この辺りはセレブな土地ザマス、ランチも1500ゴールドもするザマス
等・・
私達セレブはセレブに相応しい施設の建設を望むザマスという有様で・・」
スタンプおじさん「・・・・ならばお望み通りセレブな土地に相応しい施設を作って見せようか・・・」
時は流れて・・・
子供「なあ?グランゼドーラに"学園"が出来たって?」
子供A「ああ、ザマス達の空いてる国有地に無理矢理建設したあの学園かあ」
子供C「何でも、あの学園に入学したが最後、まともな精神状態で卒業した学生がいないという。
子供A「あー、"ちゃぷちゃぷ"だとか"解錠せよ"の連呼や、とにかくヤベー場所だってよ。あ〜あ、成金セレブ達も馬鹿だねぇ。学園が出来てからガチで土地の評価額が暴落したんだから」
子供B「しかし、スタンプおじさんも粋な事するねぇ。セレブ専用の学園を建設すると成金セレブを説得して、実際にはヤベー学園をセレブ達の土地に作って、土地の評価額を暴落させたんだからさ」