Ver.4 ストーリーも中盤に入りますかね。
大型バージョンアップの2回目(Ver.x.2)はどうしても中だるみをするのか、あまり良い印象が無いので若干怖いですね……。Ver.2.2 では王家の迷宮という立ちはだかる壁があり(王家の迷宮自体は好きですけど)、Ver.3.2 では先の話が読めているのに物語が展開されません。さぁ、Ver.4.2 ではどうでしょうか。
>ギルガラン王子「興が 削がれた……。二度と 俺の前に 現れるな。」
首がグルグル回りそう。泥沼テンペストの予感。
まぁそれよりも、この不自然な空白の使い方ですね……。
>ギルガラン王子「攻めてくるのなら その前に つぶせばいいだけのことだ。」
脳筋発想で国を潰すのはやめなさいw
オルセコ王国と戦争を続けていたドランド王国を滅ぼしたゾンガロン。どう見ても「オルセコ王国=ドランド王国<ゾンガロン」の力量差が推し量れる。
潰せる要素が今の所見えていない。そんなだから人間種族にオーグリード大陸の南側を攻め取られるのだ。
>キュルル「あの 偉そうな王子様…… ギルガランってヤツ 死んじゃうっキュね。」
時の妖精が何を言ってるんだろう? 生あるものいつかは死ぬ。長い年月を駆ける時の妖精のくせにどうしてギルガランが未来永劫死なないと思ったのだろうか。
ちょっとあり得ないセリフですね。違和感しかありません。
>悪鬼ゾンガロン「ああ 待っていたぞ……。ようやく すべて 思い出したわ。」
歴史干渉したばかりの相手に「ようやく思い出した」とか言われても後付けにしか思えないセリフがキツイ。オーグリード大陸を震撼させた魔物が、とんでもない小物になった瞬間だ。
Ver.1 から登場した伝説の悪鬼ゾンガロンが、些細な言葉選びでこんな小物にされるのは悲しいものがあるなぁ。
>賢者エイドス「いしゅよ……。そなたの紡いだ絆が この舞を伝えたのだ。」
その舞は怪物に人の心を与えるガズバラン神の御業なので、普通に考えれば異形獣に効かないと思うんですけど……。
人造生物兵器でもガズバランの御業は有効なのだろうか? この舞は、澱みや穢れから産まれた自然発生的な怪異なら有効な気がする。魔瘴から産まれた魔物には効かなそう。人造の魔物であればさらに効かないと思う。
しかし、この技術(舞)はぜひともアラハギーロ王国に持ち込みたいね。
>メレアーデ「あなたが この時代の勇者 アンルシアちゃんね! すごく強いのに なんて かわいらしいの……!」
可愛いのは見てすぐ解かるとして、強いのはどうやって解かった!?w
メレアーデが直接戦闘をするシーンはこれまで無かったので違和感のあるセリフでした。
ストーリー中に違和感を感じたセリフはこれぐらいかな?
Ver.4.2 のストーリーは、歴史に名を遺すゾンガロンの脅威がまるで表現されていないのが悲しかった。派手なムービーとかいらないので、もっとちゃんとストーリーを組んで、テキストを推敲して欲しい。「ガズバランのしるし」の出し方や使い道なんて雑にもほどがある。
しかしキャラクターはよく立っていて表現されていると思う。こちらは褒めるべき点だ。サブタイトルにもなっている双王子や父王との関係性は、設定だけ見るととても面白い。
オルセコ王国領をうろうろするイベントの辺りで先に進める気力がなくなって数カ月ほど停滞してしまいましたが、なんとか Ver.4.2 を終わらせる事が出来ました。この調子で Ver.4.3 も進めて行きたいと思います。