話は飛んで第2話ボスバトル。黄金のパラディンと共闘だ。
黄金のパラディンの得物は槍なんですねぇ。確かにヤリはカッコいいのだけど、DQX世界においてはわりと微妙……パーティーを守るパラディンとしては、盾を装備できないというのが致命的だ。
馬のような乗り物で戦うならそのリーチの長さと高い視点と移動速度とで無類の強さを発揮すると思うけど……ドルボードに乗ったまま戦闘とかどうだろう。あ、これも Ver.4.3 で見た光景ですね。ウルタ皇女が市販の浮遊艇に乗りながらシューティングしてくれていました。あれと同じように、ドルボードに乗ったままバトルとか……実現しないかな? そしたらヤリも強そうだ。
>黄金のパラデイン「えらいことに なってもうたわ……。 いしゅはん ケガしてへん?」
>(首を振るいしゅ)
>黄金のパラデイン「……大丈夫そうやな。まさか こんなことに なるなんてな……。」
いやいや待ってw
関西弁の「ケガしてへん?」は、「ケガをしていませんか?」と言う意味だと思うんだけど。
「ケガをしていませんか?」の問いに対して首を振ったら「ケガをしている」こと事になるぞ。ライターさんは関西弁をちゃんと勉強して使ってる?
キャラクターズファイルなのでわりとあっさり終わります。3話完結。短いながらも良い話でしたねー。
天使の涙(呪いによる石化を解除)やストロスの杖(風化した石化を解除)の設定は過去作をリスペクトしつつ巧く使っていてとても良かった。黄金のパラディンや、泣き声を聞いて守りに戻ってきたと言うアイツとの共闘もとても良かったですね。
ただ、黄金のパラディン伝説のために使用された時渡りの設定は、メインストーリーで犠牲になったグルヤンラシュや絶望の涙を流したウルタ皇女に大変申し訳ないのが何ともモヤモヤします。黄金のパラディンが近過去に飛んでズーボーを救えるなら、ウルタ皇女も近過去に飛んでジャ・クバ国王を救えるのですから……。
時渡りの設定は無い方が良かったんじゃないかなぁ。アイテムの入手までは至らなかったものの、キンザが天使の涙とストロスの杖が必要だという所までは生涯を賭して調べ上げているわけだし……このキンザの物語も相当泣けそうなんだけど。むしろ、いきなりジェニャが2番煎じみたいになっちゃっててツレェでしょ。黄金のパラディンが持ってきたストロスの杖は主人公が時渡りして取りに行けば良い。ミレニアム漬け(Ver.4.1)みたいに。まぁそうなると黄金のパラディンが出てこない=博愛騎士のよろいが出せないって事になっちゃうのか。ショップアイテムの販促クエストとしては失格ですね……廃案で。
アイテムと言えば、クエスト報酬として「バウギアベビーの像」が聖騎士団ストロング団長がくれた所も笑ってしまった。ナチュラルにゴモルと同じ事してるの? としか思えなかったw 黄金のパラディン像は、「彼らの功績を讃えて作らせた」とか言っておけば大丈夫だけど、バウギアベビーの像はイカンでしょ……。「バウギアが倒れた後に聖騎士団が発見した物」とストロング団長は言っていたので、過去のバウギアに捧げられたものかもしれない。それを持って帰ってきて、褒章の代わりとしながら主人公に押し付けて、もしバウギアがまた目覚めてしまった場合の怒りの矛先をこっそりこちらに向ける所が実にいやらしいやり方だ。「バウギア討伐の褒章」だし「ジェニャ殿と話し合って決めた」と言われれば主人公は断れない。「未来の切り開き方を いしゅさんが教えてくれたから!」と言って神殺しの罪を主人公の教えに転化してしまったエステラ姐さんに通じるものがある。ナチュラルに責任転嫁してくるのほんと勘弁してw
まぁ、バウギア討伐にはオーグリード全土に住む数万のオーガの命がかかっているのだ。「生きたいやつが死んじゃダメなのだ!」の精神で、オーグリード大陸を守るためにはどんな汚い事でもやるのが指導者、責任者、団長としての務めだ。こういう話がどこかでありましたね……そう、ウルベア地下帝国のグルヤンラシュです。何を犠牲にしてでもエテーネの滅びを回避する。ふーむ、なるほど。キャラクターズファイル05「ジェニャの未来」は、Ver.4.3 メインストーリーに対するアンチテーゼなのかもしれない。つまり、Ver.4.3 の設定と矛盾しているのではなく、わざと矛盾させているのだ。とても高度な物語ですね(´・ω・`)
凄い結論に着地しました。いつもの妄想癖なので気にしないで下さい。たぶん違います。