いしゅの冒険日誌

　魔族の寿命から考えて殆どの魔族が現在も生きてきる時代、近代史になりますね。

●２００年以上前
　ヴァレリアがバルディスタを建国します。大魔王が魔界に君臨する状態で勝手に侵略戦争や建国などが出来るはずもありません。確実に、マデサゴーラが魔界から出た以後の話となります。
　この後に出てくる２００年前のネクロデアの滅亡にバルディスタ国が関与しているため、少なくとも２００年以上前の建国となり、マデサゴーラのアストルティア遠征はそれ以前の話ということになります。

●２００年前
　バルディスタの将軍ゾブリスの謀略によって、ネクロデア王国が滅亡します。
　単騎でネクロデア王国を内から破滅へと導いていった謀将ゾブリスでしたが、ネクロデア王家の生き残りナジーンと、のちの魔王となるユシュカの手により、討伐されました。

●数百年前
　まだまだ年代不詳の出来事が起こります。ジャリムバハ砂漠にファラザードが建国されました。
　前述のネクロデア滅亡の後の出来事なのに年代不詳なのが意味不明ですね。さすがにこの頃を知る存命中の魔族も多いだろうになぜ……。１００年以上前でないと「数百年前」とは記述されるはずがないため、１００年～２００年前の出来事と考えるのが妥当な所でしょう。

●約２０年前
　マデサゴーラがついに準備を終え、アストルティアの表舞台に出現します。
　グランゼドーラ王家は大魔王の降臨を知り、トーマを偽装勇者として育て、本編へと繋がっていくことになります。

●現在
　大魔王マデサゴーラとの契約でアストルティアへ侵攻した冥王ネルゲルは主人公によって討伐され、大魔王マデサゴーラは勇者アンルシアによって討伐され、大魔王マデサゴーラに力を与えた大いなる闇の根源ジャゴヌバは主人公と創生神ルティアナの創生のチカラを引き継いだ魔王ユシュカによって討伐されました。色んな事が一気に起こりすぎィ。
　魔界に訪れるはずだった大魔瘴期は未然に防がれ、魔瘴の根源を断ったことで魔界の魔瘴も経年とともにやわらいでいくでしょう。

　ここまで魔界やアストルティアの書物やＮＰＣの話などを聞きながら年表を書いてみましたが、やっぱり大魔瘴期の前例はどこにも存在しなかった。日本史における大地震や津波のように口伝や書物・史跡で残っていると思ったのですが……。ヒトが生まれる前の話ですら語られているのに……うーん。
　あと、現代の濃密な出来事が凄すぎるなぁ。しかもほぼ主人公が関与している。「天使を　あざむくことはできませんよ。長い長い間……我々は　アストルティアの　すべてを　空から　見つめてきたのですから。」とユーライザが言っていたので、やっぱり、もうちょい天使達は主人公に敬意を見せてもいいと思う。