(その1からの続きです)
>勇者姫アンルシア「また あの光が来てしまうわ! 岩陰に隠れて!」
このアンルシアのセリフで解かることが2つ。
宇宙船から来る攻撃は光を放つ可視攻撃であること。そして、岩陰に隠れればその攻撃をやり過ごせること。
未知の敵と戦っていきなりここまで情報を獲得できるとは、さすが勇者だ。
犠牲になったガートラントの兵士たちを見る限り、石化のような状態異常となっているようだ。ドラゴンクエストシリーズにおいては光の加護を封じて無力化するための優秀な手段としてよく用いられる石化。これは難敵かもしれない。
ただ、岩陰に隠れるだけで回避可能なのは弱いなぁ。ジアクト念晶体とは星を喰う生物のはず。岩石などは好んで「食べる」ように思うのだが……。攻撃が岩を通らないのでは、星を喰うどころか地形を変える事すら困難だろう。感動するほどに弱い。
>天使長ミトラー「歴代の天使長にのみ 受け継がれる秘密だ。 そんな禁忌を 明かすのだから なんとしても 光明を見つけてくれよ。」
さっき天使長やめて堕天するって言ってなかった?
秒で忘れてるとは、流石です。
>テトラル「私の名はテトラル……。 天使の故郷 とこしえのゆりかごの民の 最後の生き残り……。」
なんと、天使族の寿命は何万年を遥かに超えるのかもしれない。
いや、それともこれがジアクト念晶体に半結晶化された副次効果か。
>テトラル「ジア・クトとの 戦いの時には…… どうか……ミトラーの……チカラに なってあげて……くださいね……。」
>テトラル「彼女は……私の命の恩人……。 結晶に蝕まれ 昏睡した私を迎えに来て…… 目覚めさせてくれた……。」
>テトラル「それ以来 私達は……友人となりました……。孤独な私にとって……彼女だけが…… 安らぎだった……。」
は?
テトラルは「とこしえのゆりかごの民の最後の生き残り」のはずだが、ミトラーに助けられた? それだとミトラーも「とこしえのゆりかごの民の生き残り」になるよ?
テトラルは「歴代の天使長にのみ受け継がれる秘密」なのにミトラーがそれを知る唯一の存在?
テトラルとミトラーは「それ以来 私達は……友人となりました……」?
話をどう組み合わせても、天使長ミトラーもテトラルも、双方が嘘を吐いていないと成立しない話だ。
天使はこんな状態になっても嘘を吐くのが大好きなんですね……。
>フォステイル「薬を飲んでも 問題はなさそうだね。 これで キミたちは今 理論上は 塔の光を浴びても 結晶化しないはずだよ。」
あっさり実験台にされてるの笑う。
まぁフォステイルは実戦向きではないからね。やはりこれは鉄砲玉盟友の仕事。
>ユーライザ「よかった……! 結晶化していません! やはり カギは ルティアナ様の 神気だったのですね!」
無抵抗で当たってから言うのは草。
岩陰に隠れればやり過ごせるというアンルシアの発見はまったくの無駄にしたユーライザ。どういう神経してんだろう?(シナリオライターも含む)
>レオーネ「いや……もう 盟友や勇者など どうでもいい。そういう 他人に決められた肩書きには 心底ウンザリしているんだ!」
どうでもいいと言いながら気にしまくってますね。
人間らしくて良いと思います。
>レオーネ「俺のように ジア・クトに 生まれ変わらないか?」
ジアクト念晶体の生態と目的を考えれば仲間はまったく必要無い。盟友を誘う理由が何一つ無い。
それでもこんな事を言うのは、レオーネが寂しがり屋だからだろうか。それとも、シナリオライターの世界設定への理解度が足りないのだろうか……。
>レオーネ「俺は お前を倒し……盟友という因習を この手で 終わらせる!」
支離滅裂な発言・言動。
半分鉱物化するとこうなるらしい。ジアクト念晶体の恐ろしい精神攻撃だ。
それともこれも……。
>レオーネ「砕け散れ! そして 俺の前から 永遠に消えろ!」
えっ、首元のそれ……弱点見えすぎ……。
次からはここに勇者の一撃を叩き込めばあっという間に終わりそうだ。
この後、勇者の渾身の一撃どころか英雄たちが得物を薙ぎ払うだけで消え去っていくジア・クトの先兵たちのムービーが流れます。
Ver.6.3 のラスボスが10分も経たずに雑魚と化していくのは残念。
まだまだジア・クトとの戦いは続くのだから、ボスバトルは何職の組み合わせであっても倒せるバトルバランスでなければいけませんが、ストーリーはまだまだ続くのでそこは演出や見せ方でちゃんと「敵も強い」と思わせて終わった方が良いと思いました。