ジア・クト本軍が用いた縮地の進軍術(Ver.6)を逆に利用して辿り着いたのは、神話(Ver.5)の中で滅んだとされていたとこしえのゆりかごだった。異界の辺境で新たなる冒険の旅が始まる。
さぁ今回も全力で突っ込んでいきますよ!
>女神ゼネシア「……あ あのっ! 今のは その……。 先日 すてきな 呼び名を いただいたので わたくしも お返しをしたく…て……。」
私の知る限り、神様や神事において名前と言うのはとても大事である。真名と居所。これが本当に大事。二つ名や異名は大事なその名前を軽々しく口にしないために用いられることが多い。
神を畏れ敬い愛称を持って(あえて)呼ぶポルテの言動はまだ解かる……かもしれないが、ゼネシアが言うのは、うーん。名を軽んじる神様は初めて聞いたな。衝撃的な話かも。
>女神ゼネシア「さて……我が父たる 主神グランゼニスは 創生のチカラにて ゼニアスを 創造し その守り手たる 守護天使を 創りました。」
グランゼニスが守護天使を創る。ここは大事そうだ。
ゼニアスの初期構想から守護天使が存在しているので、その守護天使を見つけ、眠るグランゼニスに呼びかけようという話のようです。アストルティアにおける種族神のようなものかな?
>女神ゼネシア「まあ……。アストルティアには 神気を 飛行のチカラに変える道具が あるのですね。 ……しばし お待ちください。」
恐ろしいことに Ver.7 の世界も飛行可能らしい。
いや待てよ。主神でもないゼネシアが念じればゼニアスがあっさり飛行可能な世界になるってことは、五大陸でもレンダーシアでもそれが可能って事だ。ルティアナや五種族神はすでに不在ではあるが、安心していい。ファルパパ神とかコーデ神とか、適当な神様いたよね。これで五大陸でも飛べるようになるね。良かった。設定上は飛べますね。実装お待ちしております。
>リムネル「ウォルドの守護天使 マギエル様は 創失の呪いが 漏れ出すのを 防ぐため 峠のほこらを 閉ざすそうだ」
>リムネル「制約の子ら 女神ルティアナの子らよ どうか ゼニアスへ 帰りたまえ 我が同胞たちを 助けたまえ……」
創失の呪いって時系列どうなってんだろうね……。
ゼニアスにジア・クト襲来→ある程度の闘争→ルティアナがグランゼニスから創生の力を受け継ぐ→ルティアナが誓約をして旅立ち→アストルティア創生、かな。
この時系列の流れで創失の呪いの発動はどこだろう。ルティアナが旅立つ前ならアストルティアに影響があるのも解かるけど、もしそうなら自爆技を出す判断が早すぎるんだよね。神も間違う事はあるということか。創失の呪いの発動がルティアナ旅立ち後だと空間の断絶を軽く超越する効果なので、峠のほこらを閉ざすリムネルの判断の意味がわからない。アホの子になっちゃう。
>バトラエル「これまで フーラズーラは 人を食うことで 命をつないできた。 アマラークが興る はるか昔……数万年前から。」
現アマラーク王国はすでに拓けていた土地に興した国なので、それ以前の話も当然あるのでしょう。
しかし、無人の都市にアマラーク王国が興ってから100年はフーラズーラが出てこなかったという話があったのに、20年程度の絶食で総攻撃に出るフーラズーラおかしくない? Ver.1 との設定の食い違いなんかは数年の隔絶があるのでやむなしと思うけど、バージョンわずか 0.1 で設定崩壊はさすがに……。
>イルシーム「俺は ここに残り こいつらを引きつける。 その間に お前たちは 先へ進め!」
どの地面からでも湧いて出てくるのに、「ここで引き付ける!」は何の意味も無いなぁ。相手の進路をよく見て判断しましょう。
イルシームの見せ場を作るための場面展開なんだけど、ストーリーの煮詰めが甘すぎてイルシームが馬鹿になってしまっている。この後の長い回想シーンがすべて空虚に響くイベントシーンとなってしまった。キャラを立てようとして失敗している良い例。これはさすがにキャラクターが可哀想だよ。
>ジア・ガルネ「……美味だったからさ! 化け物に 人間を食わせるたびに響く お前の絶叫が! この世の 何よりも!」
星喰いの目的を見失ったはぐれジア・クト。本営からの沙汰も無く、見放された悲しい存在か。この設定ならもっと凝ったストーリーが作れそうなんだけど、イルシームのキャラ立てが犠牲になったように、ストーリーを煮詰める時間は無かったようです。残念。左遷おじよ、永久に眠れ。
>アスバル「本の内容が……変わってる……。 いったい 何が起きているんだ……?」
そんな……設定が変わっていくなんて(笑)
なんという伏線回収だ。
(その2へつづく)