新マップにしか新宝珠が無いと聞いたので取りに行きましょう。つまりストーリーを進めねばなりません。参りましょう。
>メレアーデ「料理長のホアーマさんに 声をかけて エルトナ豊穣の米 って銘柄の お米を もらってきてほしいの。」
やることはいつものおつかいとは言え、ストーリーにはまったく触れずに入っていく今回の導入はいつもと違って面白い。
いつもはストーリーの核心に触れているのに毎回導線が激弱なので、ようやく気付いたのかも……。
>創失を招くもの「神獣ふぜいが 神を喰ろうた わたしに かなうと 思うたか!」
そりゃ、すでに何度か神を打倒してるんだからかなうでしょ。興覚めするセリフは吐かないで欲しい。
>私は 雨の中の幻…… この島から 果ての大地ゼニアスを 見つめつづけてきた者です。
天使っぽい設定がもう嫌すぎる。
解かってる。DQ9のあめのしまだって解かってるんだ。
それなのに、Ver.6 のストーリーで散々苦しめられた天使たちのおかげで「天使」や「天使っぽい」に対する嫌悪感が凄い。アストルティアの世界でこの記憶が消えることは無いだろう。世界設定なのだから……。
>エステラ「みずから 主神を 名乗りながら その目的は ゼニアスを滅ぼすこととは…… 許せるものではありません。」
素晴らしい。2つの神の同じ皮肉が込められているエステラ渾身のブラックジョークだ。まさに関係者であるエステラに言わせるべきセリフである。ここのセリフ回しは本当に抜群。
大爆笑した後に感心しきりとなった。
神の親子喧嘩や兄弟喧嘩というのは Ver.3 や Ver.5 でさんざん擦られて飽きているネタだし、アンルシアの自己犠牲はアルヴァンとカミルの話から何も学んでないなぁ人間は何度でも過ちを繰り返すねって所が悲しむ点であってアンルシアに対しては何も悲しくならないし、ストーリーの設定や展開にツッコミどころは10分置きのペースで色々あるのだが(プロット自体がダメなんでしょう)……だが、Ver.7.5 はひたすらテキストとセリフ回しが巧い。久々だ。本当に久々だ。Ver.4.4、Ver.5.5前期以来となる素晴らしいテキストです。ボイスには活かされていない(おそらく音響監督がシナリオライターの意図を汲んでいない)が、テキストから見える律が素晴らしい。これがあるからDQXはやめられない。いやいや、Ver.5.5 以来ってちょっと長かったかな! そして逆に、浮き彫りになってしまう Ver.6 の酷さ。さすがやで。
Ver.8 が出るならまだまだ遊ぶよ! と言える。これだけ気持ちいい文章を見せられては今回は何も言うまい。特に、Ver.7.5 の導入イベントと終幕イベントがリンクするシーン。ここは秀逸だ。ポルカとラキが多く語らず全てを表現している。
でも1つだけ……そろそろプロットを書く偉い人が忘れているかもしれないから、本当に1つだけ確認したいんだけど……「創失」って記録や記憶まで消えるって設定じゃなかった? なんかぁとりあえず凄ォいパワぁーだぞぉーみたいなクソ演出しか無いんですけど、演出家の人どうしました? 創失しました?