主人の少年ゴンは、仲間のクラピカが、暗黒大陸行きの船に乗って新たな仕事にに行った事を、自宅のテレビを見てしり、たまらなく不安になり、キルア、レオリオ、ヒソカに電話をかけたが、全員でなくて、さらに不安になってしまった。
すると、およそ10分後にヒソカからおりかえしゴンに電話をかけた。
ヒソカ「ゴン、どうしたんだい?」
ゴン「クラピカ、暗黒大陸に行くの?親父から、聞いたんだけど、親父もまだ知らない未知の世界…それに、王族の護衛なら、絶対に旅団も来るよね…そうしたら、またクラピカは、エンペラータイムを使うと思う。でも、これ以上使ったらダメだよ!クラピカが…」そのままゴンは泣き崩れてしまった。
すると、ヒソカは答えた「大丈夫だよ、ゴン^^船に実はボクも、乗っていてなんとか合流しようとしているんだ。それに、レオリオがついてるから大丈夫!」
ゴン「え?レオリオも一緒に行ったの!仕事中で電話がつながらないんだと思ってた。」
ゴンは、それを聞いて安堵したが、同時に無力感を感じた。
ゴン「どうして、オレは、もっと早く気がつかなかったんだろう…気づいていたら、オレも力になれたのに…」ゴンはうなだれる。
ヒソカ「ゴン、君は何も悪くないよ。今の君にできる事は、クラピカは絶対に負けないと信じる事だよ。そして、レオリオとボクも全力で頑張るからおうえんしてよ♪そして、今、君がするべき事は、次にクラピカと一緒に仕事に行く事になったら、クラピカがエンペラータイムを使わなくてもいい位強くなること、クラピカを守る楯、パラディンになるんだ!これは強化系の君にしかできない大役だよ。変化系のボクじゃ力が足りない。君にしかできないんだよ…残年だけど。一緒に船に乗ってるのに、医者の知識もないし、盾になれる程強くない…1番無力なのはボクだよ…役にたてなくてごめんね…」
ヒソカは、ゴンに悟られないようにすすり泣きしていた。
ゴン「ヒソカ?何言ってるのオレよりずっと強いじゃん!それに、何で泣いての?オレ耳がいいからわかっちゃたよ。」
ヒソカ「そうだったね、ごめん。だから、君は仲間を信じたら最後まで信じてきたよね。だから、今回も君は仲間を信じて修業に専念するんだ。ボクも頑張るから、君も頑張ってね^^」
ゴン「やっぱり、今日のヒソカは変だよ。全然ヒソカっぽくない」
ヒソカ「それ、グリードアイランドの時にボクに言って言葉だね、だからボクが変なのはいつもの事。それに、変化系だから、嘘つきなのは当然だよ。だから、お互いいつもどおりだよ^^じゃあね♪」ヒソカは電話をきり、ゴンはさっそく修業をはじめた。
たしかに、ヒソカは、1つ嘘をついた。レオリオも船に乗っていると。
でも、その嘘はゴンを安心させるための優しい嘘。
このような相手を気遣う、嘘をつける所がヒソカの1番の魅力だと思います。
だから、わたくしはヒソカが好きなのです。m(__)m