※この日誌はDQ10とFF14を比較したものです。こんなことをDQ10の日誌に書くかどうかは正直迷いましたが、同じスクウェア・エニックスのMMOとしてエオルゼアがどんなところかをサラリと知ってもらえたら幸いです。
夏休みの55%OFFセールに見事引っかかりFF14を電撃購入した僕。
いざ足を踏み入れるとそこは何から何まで新しい世界だったのでした。
まず違いが明瞭なのが
「ユーザーインターフェイス(以下UI)」
です。
DQ10のUIはオンラインでありながら既存のドラクエの形を出来る限り維持した形になっています。画面に表示される情報も比較的すっきりしており、ログやクエスト情報などはすべて個別の画面を開く形になります。
↑DQ10のゲルト海峡。FF14でいうとザナラーン地方の雰囲気
FF14はオンラインであることを見越した作りになっていました。。
プレイ画面をみていだければわかると思いますが表示される情報量がDQ10の比ではないです。
ですが表示されている情報自体に特に変な部分はありません。
DQ10ならコマンドで出せるログ、クエスト一覧、所持金、アイテム枠の状態といった感じですね。
また僕が始めたとき超がつくほど扱いに手間取りました。あちらはマウス操作にも対応しているので、ウィンドウをタッチパッドで選択してから操作する方式になります。
こればかりは慣れるまできつい
また「バトルシステム」にも根本的に正反対の道を突き進んでいます。
「ドラクエ」と「FF」なんだから違うのは当たり前だろ
というのはごもっともなんですが、実はDQ10のバトルシステムは「ファイナルファンタジー12」を元にして作られたものだったって知っていましたか?
FF12は影ながらすさまじい作品です。
なぜならば「リアルタイム3D方式のバトルシステムを初めて日本に普及させた」ゲームだからです。
後に似たシステムの「ゼノブレイド」が人気になりますが、正直FF12がなければ評価されるまでもう少し時間がかかってたのではないかと推測できるほど。
話を戻しますが、FF14のシステムもなんと元を辿ればFF12にたどり着きます。
すなわち、DQ10とFF14のシステムは元々同じゲームから派生したものだったのですね。
しかし!ここからはドラクエとFFの方針の違いが浮き彫りになります。
DQ10の「移動干渉」システムはすでにご存じかと思いますが、あれは他のMMOでいう「ヘイト(敵意)」を簡略化したものなんです。
前衛を狙ってくれないなら、直接押して後衛への攻撃をシャットアウトする…というのがDQ10の発想です。レグナードとかマジそのまんま。
一方FF14はなんと「ターン」という概念が薄くなっています。
敵をターゲットすると近づけば自動で攻撃し、特技などは自分でボタンを押して別途発動する仕組みとなります。
ターンの概念が薄くなっている…というのは、技ごとにリキャストタイム(DQ10でいうCT)が設定されており、技を打った直後でもリキャストがたまっている他の技なら撃つことが出来るのです。もっともこの手のシステムは最近だとよくあるようですけど。
ここまで相違点を長々と書いてきましたが、実はその他の細かいシステムはMMOという枠に収まっているからなのか割と似てる部分が多いです。
DQ10→FF14とすると
・チャットルーム→リンクシェル
・チーム→フリーカンパニー
・ドルボード→マウント
・ついてクン→ミニオン
・パーティ同盟→レイドバトル
・カジノ→ゴールドソーサー
・装備結晶化→マテリア化
これらの点は マ ジ で 同じです。流石似ているところは似ている。
んで僕がFF14をおすすめできるかどうかですが、答えは「微妙」です…!
人とかかわることが前提の作りでかつ複雑な操作に慣れるかどうかでかなり変わります。興味があるならフリートライアルで試してみてはいかがでしょうか。