さてさて2つ目の日誌はこのエテーネルキューブ(以下、「箱」)の話をしましょう。
これについてはゆっくりと詳細が明らかになっていったので要点をまとめまると、
・箱そのものはVer4.3のウルベア地下帝国で製造、1個しか作られていない
・時渡りの力を持たない者は基本的に使用出来ない
・使用者の狙った通りの時間へ時渡りをする効力がある
・材料にキュレクスのエネルギーを用いている
となります。
そもそもこの箱自体が作中で初登場したのはVer3.0です。意外と古いんですよね。この時は主人公の兄弟姉妹が使用して、結果的に保護するためとはいえ登場人物たちを次々誘拐していきました。
兄弟姉妹はその後Ver3.5のエンディングでこの箱を主人公に託して消えています。兄弟姉妹についての動向については半年ほど前に書いた「歴史で見るアストルティア第4回」をご参照ください。。(ダイレクトマーケティング)
まぁ言いたいことは、主人公が持っている箱は作られた箱と同一のものだけど、箱視点の時系列的にかなり先のものだからVer4においては気にするなってことです。やったね話が簡単になるよ!
ところで、兄弟姉妹が主人公に箱を渡した理由って分かりますかね?自分が自由に時渡り出来なくなるのに人に託したのは、おそらく「自分ではこの箱は使いこなせないからお前が持ってろ」ってことです。
どういうことかというと、時渡り保持者が時渡り非保持者に時渡り術をかけた場合、
・渡った先の時間には長く留まることが出来ない
・渡ったショックで症状が出る
といったことが発生します。前者は言わずもがな兄弟姉妹、後者はファラスの例です。おそらくマローネの言ってた「呪い」とはモロ兄弟姉妹のアレのことを指しているのかと。
あれ、まてよ…
ファラスとクオードってどっちも時渡りの力を持っていなかったのに時渡りをした…ということは、あの2人にも兄弟姉妹と同じ不安定な時間跳躍が発生するはず……。
なるほど、その事実を本人たちが知る前に運営は彼らを殺したんですね。そうするとメタ的に辻褄が合うぞ!…というのが僕の考えです。だって戦ってあっけなく死んでるのドラクエ10の中でも彼らだけですし。
というわけで、箱は時渡りそのものを使用者に発動させるのではなく、使用者のもつ時渡りの力を補助するだけの装置だったのでした。
そういえば、Ver1の時渡りの列車も同じような役割だったのかも。
次にやっと全体通してのまとめです。ここまで話さないと要約が出来ないVer4とは一体。