私はバトのスキル強化で重要なのは天下無双ではなく「その他の職業特技」にある…というスタンスを取ります。現在では下火になっていますが、バトマスは武闘家に次ぐ「第二のテンション職」としての側面がありました。とうこん討ちやテンションバーンにその名残を垣間見る事ができます(実はバトは武闘家と同じくテンションが2段階目までは確実に上昇する特性もあります)。が!垣間見えるだけでは駄目です。この「テンション職としてのバトマス」を復活させようというのが、私のバト強化考察の主な案になります。
分かりやすい例として、まず「灼熱とうこん討ち」。計2.6倍という今時しょぼい倍率なのにも関わらずテンションが20までしか上がらない+武器単発技の倍率は最大でも4.3倍前後=これ使うより天下無双連発した方が強い…。こんなノリです。天下無双「だけ」突き抜けて強いせいで他の特技が死んでいるんですね。なので、灼熱とうこん討ちはテンションは50まで上がるようにした上でダメージを微増(おそらく3倍前後)させれば妥当なスペックになると思います。 理由は後述しますが、全身全霊斬り等の武器スキル側にも上方修正が必要です。
次に「テンションバーン」の調整。Ver4.5で一度強化されましたが…相変わらず微妙です。産廃はないけど、微妙。「テンションバーンに消費したターン分の火力を回収しきるのが難しい」という性能的問題と、「バトが殴られる=死の場面が結構多い」という環境的問題が存在しており、おまけの攻撃力上昇バフもほぼフォースブレイクありきという状態が原因です。おそらくこの技の無難な調整は、魔剣士の波動解放のように効果時間を非常に長くした上で、死亡時も残るパッシブを追加…といった感じでしょう。いや、別にスペック強化でもいいんですけどね…凄い考えにくいんですよ。既に攻撃力上昇効果ついてるけど更に何か足すのか、足した結果「テンションバーンのような何か」にはならないかっといった不安要素があるんです。
続いて「ミラクルブースト」の調整。こちらも同じく効果時間の延長が無難かなぁと思います。最近魔剣士で血吸いの守りが没収された経緯があるため調整が難しいですが、おそらくあちらのやばい点は「CTが無い」ことにあるんで、効果時間の延長と引き換えにCTも延長…という感じでいいと思います。それか、HP回復効果は45秒のままにして、攻撃時テンション上昇効果の時間のみ延長といった調整もアリ。
さてさて、主な特技に関して「こんな風な調整はどうか?」といった提案をしてきましたが、仮にこれらの提案が実現したとして得られるもの…それは紛れもなく「テンションアップ機会の増大」です。先述した通り私の提案内容は「テンション職としてのバトマスの復活」にを目的としているため、こんな感じの提案になっております。
しかし!これだけでは調整が足りません。 Ver4時代まで武闘家が抱えていた問題が残っております。それは何でしょう??
…答えは簡単。「テンションを消費する手段」です。バトマスの主砲といえば天下無双。しかしこれは多段攻撃…。テンションが上昇する機会が現在より大幅に増えるとなると、それを消費する手段も豊富に用意しておかなければなりません。更に、テンションを消費した時のダメージが天下無双以下だとそれはそれで意味がない。
以上を踏まえて考えた案が(ちょっと突飛かもしれませんが)「無心こうげき強化案」です。
全くなじみがない技なので一応解説しますが、無心こうげきとはとうこんスキルにひっそりとある非CT技で、自身の周囲ランダム1体に1.5倍の攻撃を行う…という単純な性能です。但し、倍率があまりにも低いため現状は空気。この技をどうするのかというと…。
まずモーションを微短縮。およそ「一閃突き改より二回り長い」程度が目安。次に倍率を3.7〜3.9倍程度まで強化。そしてCTを設定し、ダメージ上限の問題を回避。但しCTは長くても15秒程度にし、回転率を大幅に上げる。
こうすることで、「テンションが1段階でも溜まれば天下無双より火力が出てモーションもそこそこな技」になります。敵に接近してからじゃないと使えない、連発はできないといったデメリットこそありますが、確実に現在より取り回しが改善するはずです。
あと、この技を強化する場合は各種武器CT技…特に「全身全霊斬り」は上方修正が必要でしょう。現状4倍程度しか出ないため、少なくとも大旋風斬りよりかは上げるべきです。
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