2/27、東京芸術劇場で行われたNHK交響楽団によるドラクエ4コンサートの感想後半です。前半を先に読んでね。
恐怖の洞窟
10未実装。FC時代のドラクエ曲ではよくありますが、前半と後半で奏でられる楽器がガラッと変わります
呪われし塔
断罪の剣。シドミファというモチーフが様々な形で繰り返されます。後半のバイオリンのグリッサンドが息合いすぎていて凄かった
エレジー
悲しいイベント。オーボエの繊細な響きを堪能できます。ビブラートも良く聴こえて奏者の息遣いを感じられました
不思議のほこら
強戦士の書の控えの間など。後半はゲーム内では使われない4度上がった木管楽器パートがあります。盛り上がって終わるのでかなり満足感高いです
のどかな熱気球のたび
ドルゴール・雲。変拍子かつテンポの増減も多い滅茶苦茶難しい曲なので指揮者ばかり見ていました。あまり指揮には詳しくないですが、この難曲をやってのけるプロは凄いとしか言いようがないです。ほぼ全編木管四重奏でやっているのも凄い
海図を広げて
海底探索ガテリア号など。4で大好きな曲です。下のバイオリンと木管のパートが波を打つように、上のメロディが船で進んで行っているかのような曲ですよね。これを生で浴びれて本当に良かった。どちらが良いという訳では無いですが、2022年にNHKホールでやった準・メルクル指揮、都響演奏の同曲も素晴らしかったです

謎の城
ドミネウス邸など。途中のバイオリン&チェロソロパートが激アツでした。4はこういった聴かせる曲が増えている印象ですね
栄光への戦い
戦闘
様々なコインボスなど。N響版と都響版の違いが最も顕著な曲がこの戦闘だと思います。原盤はテンポがFC版準拠で異様に速い。そして一部の箇所が繰り返されています。今回の演奏もそうなるかと思ってましたが、都響版と同じ繰り返さないパターンでした。しかし都響版よりも速く、さらにミスがほぼなく正確でまさにN響の演奏技術の高さを見せつけられました。これを生で聴けたのは本当に良かったと思います
邪悪なるもの
Ver.7.1の予告映像のみ。栄光への戦いは急緩急の構成で緩に当たりますが、原盤に近かった印象です。金管のスタッカートの箇所がカッコよかったです
悪の化身
究極エビルプリーストなど。原盤よりかは遅かった気がします。邪悪なるものの低音がずっとラで重く奏でられていたのでこの曲で動き出す感じがデスピサロが最終形態に変化した様子とリンクして好きなんですよね。最後のポルタメントも全パートが揃っていて凄まじかったです

導かれし者たち
10未実装。この曲は徐々に静かになっていって終わっていく様子が凄く好きなんですよね。最後の余韻までじっくり楽しめました
アンコール
結婚ワルツ
Ver.2エンディング。アンコール何やるのか凄く気になっていましたが、5のエンディング曲でした。N響版5も名盤なので5をやるとなったら是非行きたいですね

という訳で全曲感想でした。間違いなく名演であり本当にずっと聴きどころで終止感動、喜びの涙を流しながら鑑賞していました。人生で記憶に残るコンサートになったと思います。
ゲーム内ではどうしても音量が平坦化されてしまい生演奏と比較すると楽器の繊細さと迫力が損なわれてしまっています。
ドラクエ10内で音楽を聴いて良いと思ったら是非コンサートに行ってください。10倍くらいは良いと思えますよ