【この日誌にはエテーネ村住人のネタバレが含まれています】
この写真はDQ10始めたての頃の姿です。肌の色が薄いですね。
最初半年ほどこの髪型でいました。(それから後は基本今と同じ二つ結び髪)
顔パーツや目の色なんかは現在まで弄ってないです。
棍を背負ってるのが懐かしい。プレイ開始数日の初心者はたどり着いてしまったのです、「僧侶で棍持てば回復も攻撃もできる万能キャラになれるじゃん!」と。そして強ボス辺りと戦う頃に悟ります、「殴る暇ないじゃん!」と。
殴れて回復もできてといえば現在の旅芸人なんかはまさにソレなので、発想は間違ってなかったと今も思ってはいるんですけどね。時代が早すぎた。
で、なぜそんな昔の写真を思い出アルバムの奥底から引っ張り出してきたのかというと、写真に写っている私のエルフ初期姿には実は元ネタがいるのです。
こちらが元ネタの方。
DQ10というゲームは主人公(人間)ときょうだいの2人のキャラメイクから始まります。
本編で序盤から操作することとなる主人公(5種族)のキャラメイクは順番的にはその後。
まず、上の写真にいる髪色がキャラメルでお揃いの人間姉妹を作成しました。
そしてエテーネ村でのオープニングイベントをこなし5種族姿のキャラメイクの時間が訪れた時、私はピコーンと閃きます。「せっかくだから妹と瓜二つの姿にして、姉の魂が妹の身体を依り代に生き返った設定にしよう」……迷案は勘違いや早とちりから産まれるもの。
依り代となる身体にはちゃんと元の人格が存在している。
ていうかエルフの姿を選んだんだから依り代も当然エルフ。
そして、そもそも 妹 は 死 ん で な い 。
主人公がきょうだいを時渡りさせるムービーを『時渡りの力を持つきょうだいが主人公を飛ばしてくれた。だから魂が種族神の神殿に着いた』と勘違いしたんだと思います。
結果、妹と瓜二つだけど妹とは特に関係ない秀才エルフの身体で復活を果たす主人公が誕生したのでした。
ちなみに髪色を白くしたのは一回死んだときの恐怖と生き返った際の衝撃で色素が抜けた的なアレです。
(メインストーリーで力を使い果たしたメレアーデの髪がまさに色素抜けしてて、こっちの発想はあながち間違えてなかったなと一人頷いてました)
せっかくなので云年振りに初期姿に戻ってみる。
ミスから誕生したとは言えそっくり姉妹をこうして並べられる時がくるとはカンムリョー。
私はDQ10の主人公を神に祝福された存在、きょうだいを神に呪われた存在と解釈してます。正反対の性質ながら2人に共通してるのは長い旅路の果てにもはや人の理から外れていること。
私はそんな人外タッグの姉妹が好きです。
出来るのなら自由の身になったきょうだいが今後サポート仲間として連れ歩けるようになってほしー。
ところで、今回きょうだいの姿を自由に変更できるようにもなりました。
自分の姿を妹に似せるとこからスタートしたのだから今度は妹を現在のエルフ姿に寄せようと目論んだわけですが、なんと人間に二つ結びおさげが実装されてなくて不可能でした。げ、解せぬ……。