【Ver6ストーリーのネタバレがあります】
アストルティアクイーン総選挙の季節です。今回はバージョン6後半で活躍したキャラが集合、そこに堅い人気の面々が加わる群雄割拠の様相という印象です。熾烈……!
去年はストーリー進行をサボったままイベントに参加した結果、謎の緑色のお姉さんの洗礼を受けた私ですが、同じ轍は踏まないぞということで今年はイベント開始前までにストーリークリアを目標にしていたわけです。
結果、イベント開始前日にEDに到達することができました。ギリギリだぁ……。その後まるまる残ってたクエストを消化するのに追加で一週間近くかかったのを考慮するとOVERしてる気もしますが、まぁ誤差よ。
ストーリー進行中遭遇し「あっ!噂の鳥の人だ!」と感動した一枚。
Ver6ストーリーはVer4の系譜だと強く感じます。
Ver1、2、3、5は横へ冒険の領域を広げていく物語だと考えてます。新天地を開拓し問題を解決して行動範囲を広げていくタイプ。
対してVer4は過去に未来に飛び跳ねる縦軸の冒険という認識を持っています。なにか必要なコトがあるからそこへピンポイントジャンプするのダ。
Ver6は後者のスタイル。実際過去へも行ってますし、悪神関連は英雄を起点として飛ぶ冒険です。
ジャンピング冒険は事象の深掘りを簡潔にしっかりできるのが強み。今回で言えば個々の英雄たちの輪郭を強く描いてたと思います。
難点は収束させる終点がないとバラバラの群像劇で終わってしまうこと。Ver4だと現代アストルティアと過去エテーネ王国が抱える「滅びの未来」がその役割でした。
そして今回の物語の末に控えるのはジア・クトとの決戦だったわけですが……。
ジア・クトそのものより月ビームがヤバい集団という印象です。なによりも主人公と因縁がなさすぎる。
6.3ストーリーでレオーネが緑色お姉さんの力を奪い取ったシーンに立ち会った際は「なるほど、レオーネがジア・クトを乗っ取って今バージョンのラスボスとなるのか!」と興奮しただけにその後すぐ討ったのは惜しいことした。
Ver6で好きなエピソード2つをピックアップします。
・Ver6.4で神話時代にいった話。
まずエテーネルキューブで行き来する所が好きです。こっちの登録箇所が今になって増えるというのは良い意味での裏切りでした。
古の地で出会ったのは若きエルドナ神とナドラガ神。
我らがエルフの神です。崇拝対象です。投票対象です。ありがたやありがたや。
是非みなさんも投票して庭で偶像崇拝して疫病が住宅村に蔓延した折にはご神体を燃やしましょう。
そして未来では闇落ちしラスボスとなってしまったナドラガ神。とりあえず周囲を飛び回りながら「未来で貴方を倒しちゃってさぁ~ごめんごめん」と煽っときました。
そんなナドラガ神ですが神としてのカリスマは堕ちたVer3ラスボス時点でも十分見せつけて来てました。そして今回、若き神時代の聡明さと慈悲の心を見ると……考えるモノがありますなぁ。
ナドラガ神は問います、未来の自分は神として民を導けているのか。私には周囲を飛び回って煽ってやることしかできません。
・クエスト『宝の価値』。
ジュレイダ連塔遺跡にてキャスランが呪われるクエストです。
普段逃げ足速いキャラが呪いで動けなくなるってなんかエッチィシチュですよね。違う、そういう話がしたいわけではない。
結婚前日に婚約者を手にかけた罪深きヴィゴレーが死後亡霊になっても大事にしていたのは婚約指輪でした。彼の中にはドス黒い感情だけでなく淡い心も確かにあり、それらがごちゃごちゃに混在していた……。なんと複雑なのか。
この指輪のことをリナーシェが知るべきかといえば知らない方が良いでしょう。間違いなく。
他方でテゾーロは賊に窶したキャスランへ手を差し伸べます。それはキャスランが初めて知る暖かな愛情。なんてイケメンなのでしょう、感動的なのでしょう。動けないキャスランの尻エロイとか考えてたヤツは反省しろ。
愛を重んじるウェディを象徴するようなクエストで考えさせられました。Ver1からの付き合いである割に目立つ出番のなかったキャスランが報われたのも良かったです。
これを書いてる時点で700文字オーバーしてるぞと警告されたので雑に〆に入ります。長い日誌と思うでしょ?これでも削ったんです。
Ver6ではたくさんの犠牲がありました。
先のVer5では大団円を迎えるためにきょうだいの救済などなどかなり好転的に物事が動いていきましたが、その反動をヒシヒシ感じます。
更に遡ってみればVer4も主要キャラが退場続出するビターエンドだったなぁ。振り子かな?それならばVer7は安心ハートフル物語で決まりでしょう。
Ver7も楽しみですね。