かずきの冒険日誌

皆さん、妖精図書館のクエストはお好きですか？
ええそうですよね。僕も好きです。

切なく愛おしい物語。衝撃的なラスト。そして真と偽のジャイラ密林で見られるアフターストーリー。
そんな皆さんの心を掴んで離さない妖精図書館のクエですが、僕はずっと「皆さんこれ勘違いしてるんじゃない？」と思ってることがあります。
まぁ、公式から正式回答が出てるわけでもないので僕の方が勘違いの可能性もあるんですけど、信憑性はあると思います。



それは「偽のジャイラ密林の結末はマデサゴーラが書いたわけではなく盗作である」という事です。
ここを勘違いして「マデサゴーラありがとう！」と言ってる人は結構いるなと思っています。


なぜそう思うのか？
マデサゴーラは芸術家であり、創作というものに非常に強い関心を持っています。
それは自分が作ったものは当然として、他人の創作にも範囲が及びます。
思い出してみてください。偽のメルサンディ村はパンパニーニが書いた英雄ザンクローネの物語を元にしていたということを。
あれもいわば盗作ですよね。他人が作った物語を偽のレンダーシアで具現化してただけです。
で、それと同じことを偽のジャイラ密林でもマデサゴーラはやっているわけです。

じゃあ誰があの偽のジャイラ密林の結末を描いたというのか？
簡単です。妖精図書館の司書をしてるミモリーです。妖精図書館のクエストをクリアした後、ミモリーに話しかけるとこんな話が聞けます。

「（略）ボクはキミが呼び起こしてくれた記憶の本を整理しながら、彼らのかなわなかった未来を思い描いて過ごすことにしよう」
「フフフ。実は記憶の本を参考にして新しい物語をつづるのが、ボクのちょっとしたシュミなのさ」

ね？そういうことです。つまりマデサゴーラはミモリーが描いた2人の結末をそのままパクって偽のジャイラ密林で具現化しただけなんです。
まぁそんなことが出来るのはマデサゴーラだけでしょうしそれを含めて「マデサゴーラありがとう！」と叫ぶのはまだわかりますが、別にマデサゴーラが有能な二次創作家だったわけでもハピエン厨だったわけでもないんじゃないかな～という事はお伝えしたい。（謎の使命感）
多分ですけど、偽のレンダーシアを作るには真のレンダーシアの「情報」が必要になるので、その過程でミモリーの書いた物語が見つけ出され反映されることになったんでしょう。大魔王がわざわざ真のレンダーシアを飛び回ってスケッチするわけにもいきませんからね。ちなみに破界篇ではジャイラ密林北の大樹の根元がまだ創りかけであった事が示されてます。


という話でした。あたかも事実かのように書きましたが考察の範疇をでない話なので「なるほど～」くらいに留めてください。さっきも言いましたが公式から正式回答は出てませんし。