前回
http://hiroba.dqx.jp/sc/diary/415025300558/view/4985915/
からの続きです。
始めにお断りしておきますが、ここに書かれていることは私エルフのひさによる解釈です。事実には基づいていますが、あくまで解釈ですのでそれが正しいとは限らないと言うことをご了承ください。
では、ver3の物語の流れについて確認しておきます。奈落の門の奥には竜族の世界ナドラガンドが存在していました。総主教オルストフの話によると、ナドラガンドは5つの領界に分断されており、いつかその領界をつなぐ救世主が現れる、主人公がその救世主に違いないとのことです。
しかし、すぐにある疑問に突き当たります。ナドラガンドを分断したのはどうもアストルティアの種族神らしいからです。種族神は何故ナドラガンドは分断したのか。領界をつなぐ行為は果たして正しいのだろうか、と。疑問に思いながらも話を進めると、種族神ピナヘトはこう言います。「キミがすべての領界をつなぐ日を楽しみにしているよ」。ナドラガンドを分断しておきながらそれをつなぐを日を楽しみに待つとはどういうことなのか。確かに領界は分断されているがそれをつなぐ方法は用意されている。種族神はそれは「封印」ではなく「試練」と呼んでいる。何故なのか。
真相は3.3及び3.4で明かされます。かつて竜族とその神ナドラガは他の種族と神に対し争いを仕掛け、そのために種族神により分断されナドラガンドは奈落の門の奥に封印された。竜族の行為は許される物ではないが、その子孫に罪はない。ゆえにいつか罪を許し分断されたナドラガンドをつなぐ者が現れることを望んでいる、ということです。これがv3の物語の主要な部分です。
さて、ここで考えなければならないことがあります。竜族の罪を許し領界をつなぐ者が現れるのはいつなのか、そしてそれは誰なのか、ということです。竜族であることはあり得ません。なぜなら領界をつなぐための方法ははアストルティアの人間にしか突破できないように設計されているからです。例を挙げると、氷晶の聖塔の試練を超えるにはポポリアきのこ山に行く必要がありますし、冥闇の聖塔はそもそも竜族排除をプログラムされた管理端末に守られ入ることすら出来ないからです。
では「救世主」とは誰なのか。投稿できる文字数の関係で次の日誌に続きます。
その3 http://hiroba.dqx.jp/sc/diary/415025300558/view/4985938/