今日みたいな天災が訪れるたびに思い出す。
今日あたしが生きていられた偶然に、
あたしの大切な人たちが無事で居てくれた奇跡に
心からありがとうございます。
このふたつの奇跡は、ほぼ毎日ずっと続いているから気づきにくいけれども
言うなれば毎日クリティカルが出てるくらいにすごい奇跡。
こんな偶然なんて早々無いのに、無事であればあるほどに気づかない。
気づかないから感謝することを忘れがちになっちゃう。
人間だから、いつか必ず身の回りで大切な人を亡くす事がある。
ただ今日がそうじゃなかったら、それだけで充分に幸せだと思えます。
なので「ありがとうございます」
一体誰に対してなのか、何に向けてなのかおぼろげだけれど
とにかくお礼を伝えておきたい。
今日も生きさせてくれてありがとうございます。
今日大切な人を奪わないでくれてありがとうございます。
この「ありがとう」って言葉の意味。
語源は「有り難し」といって枕草子などの古文に出てきています。
またルーツは仏教の『盲亀浮木のたとえ』にあるとも言われています。
意味は今とすこし違っていて、『めったにないこと・めずらしいこと』
つまり、そう有ることが難しいって意味を持ちます。
天文学的な確率で起こったとんでもない偶然。
現代での意味とは全く違うから、ピンと来ないけれども‥
今日みたいに自分の幸運に気づいた時、ハッと気付かされます。
こんな奇跡みたいなことは滅多にない、とても珍しいことなんだ。
だから、地上のすべての人たちにありがとう。
この宇宙に存在するすべてのものにありがとう。
まだ台風は過ぎ去ってはいないけれど
今日も明日も明後日も
皆さんが‥あたしの大切な人たちが‥無事でおられることを祈っています。