恋愛の事を書いていたら小説を思い出した。阿刀田高氏の「夫婦学校(うる覚え)」。内容は、記憶喪失の男女が出会います。お互いに相手の好み等価値観が合い直ぐに結婚を意識します。そして、お互いが過去の記憶を失くしている事を打ち明けた時、同時に思い出します。ある部屋の一室で夫婦が喧嘩をしています。そこで、投げた物が互いにぶつかり記憶喪失に・・・そうです、二人は夫婦だったのです。
小説では男女をどうやって巡り合わせるのかが、一番苦労するといいます。
でも、現実でも多分そうです。大恋愛もお見合いも知り合ったのは、「縁」だと思うのです。お互いが思いあっても縁が無ければ結ばれないし、好きでなくても縁があれば一緒になるものです。
私は女っ気がなく、彼女も欲しいと思いませんでしたが、気が付けば妻と3人の子がいます。不思議です。
縁の実例として、恥ずかしながら私自身の事を書くと、祖父が入院した病院の近くにある花屋で、働いていたのが妻です。ある日祖父が腹痛を訴え、入院すると胃がんの診断を受けました、私は勤務先が病院に比較的近かったので仕事帰りによくお見舞いに行きました。そこでいつも病院近くの花屋でお見舞いのお花を買いました。そこで、店員さんとよく話すようになり、のちに同じ高校出身(9年先輩)という事が分かり、病院よりも花屋にいる時間が長くなりました。話しているうちに同僚が独身なのでどうかと勧められました。(その時は)無口であまり会話に参加ぜず、控えめな方でした。
私25その方30話はとんとん拍子に進み2年間付き合ったのちにゴールイン。現バラモスの夫となりましたとさ。
またそれましたが、小説の話です。星新一氏もかなり読みました。その中でも不思議感覚が残っているのが、「キューピッド」です。
内容は人間の恋を生み出している女神が、その仕事を離れ自分の恋を探しに行く話なのですが。 また、時間が来ました
つづく