レイジの冒険日誌

第13話「名探偵リリィとエルシオン学院誘拐事件」

北東の雪原を歩き回ってようやくエルシオン学院に到着。
いきなり探偵呼ばわりされて戸惑うもののとりあえず流されるまま話を聞いて灰色の脳細胞を活動させます。
どうやらここでは生徒が行方不明になる事件が起きてるそうで、探偵役に成り切って生徒の捜索を始めることに。
手付け金として2000Gという大金を前払いしてもらったため有難く頂いときますが、これで解決できなかったら訴えられるのが確実になり後戻りできなくなってしまいます。
ひとまず探偵という身分は隠し、新入生として制服に身を包んで学園で過ごすリリィです。

生徒に聞き込み調査をしたところ、生徒の一人が初代学院長のお墓に光る木の実をお供えしたけどいつの間にか無くなっており、その後屋上の天使像で幽霊の目撃談が噂されるようになった模様。
また学生寮で生徒達の話を立ち聞きし、どうやら素行の悪い不良生徒が狙われてるようで行方不明の生徒二人もそうだったと分かります。
不良少年のモザイオが誘拐犯に狙われても返り討ちにすると宣言しますが、そこに怪しげな幽霊が現れるからリリィは彼らを追い掛けることに。
途中で授業の鐘がなるものの校舎裏で不良グループがサボっていたので話し掛けると、幽霊なんて怖くないと言って深夜０時に天使像を触って確かめてやるというから仕方なく付き合うことになります。

夜まで寝て深夜０時に天使像のおでこを触りに行くリリィ。
モザイオ達も試してみるものの何も起こらず幽霊なんて居る訳がないと悪ぶりますが、そこに怒りを露わにした幽霊が現れてモザイオに取り憑いてしまいます。
幽霊に憑依されたモザイオは屋上から飛び降りて走り去ってしまい、、リリィが後を追うと初代学院長のお墓を動かして地下への階段を降りていきました。
地下にはかつての校舎跡が残されており、奥へと進むとそこには幽霊教師から授業を受けている行方不明の生徒たちの姿が。
生徒を助けようとすると幽霊教師が怒り出し、魔教師エルシオンとなって襲い掛かって来ます。

時代錯誤の体罰教師にきつめのお灸を据えてやると女神の果実を失って正気を取り戻した初代学院長のエルシオン。
若者の可能性を誰よりも信じていた彼は不良生徒たちになんとかやる気を取り戻して欲しいと願っていたようですが、果実の力に頼って誘拐して無理やり校正しようとしたのは間違いだったと反省します。
成仏していく初代学院長を見送って生徒たちを解放し、これにて事件は無事解決の一件落着。
不良生徒たちも真面目に授業を受けるようになって先生たちも喜び、名探偵リリィは追加報酬の3000Gを受け取って学園を後にします。
女神の果実もようやく7個全部集まってサンディも喜んでいました。（時間掛かりすぎって怒られたけど） アスフェルド学園を卒業して7年・・・いまだに部活やってます！