復帰3日目。
昨日はかなり長時間ゲームをした結果体が痛い。15年前ドラクエ10デビューをしたときはまだ学生で、体も若かった。日輪の棍をかついでリューイーソーを3時間ぶっ通しでBOTと奪い合いながら戦ってもピンピンしていた。
それから15年経ち、体がずいぶんと変わってしまった。長時間のプレーで肩甲骨はかたまり、目はしぱしぱし、朝起きたらボーっとした。ゲームにも体力が必要なのだ。
時の移ろいは、体の変化以外でも感じる。プレーの質の変化だ。
思えばまだドラクエ10にデビューしたてのころは、最前線を走るのに躍起になっていた。できるだけ速く、できるだけ多く、エンドコンテンツはクリアを目指すものではなく、いかに周回するか、理論値アクセ以外はアクセにあらずという感じ。当時はそれがゲームの意味だったし、それが楽しかった。
まだ誰も踏破していない場所を開拓していくワクワクがあった。
そして今、8年のブランクは現在のトッププレイヤーとの間に埋めようのない差をもたらし、最前線を目指すモチベーションは無くなった。
誰もが通った後の当たり前の道を後ろからとぼとぼと歩く日々。
だが、それもいい。
思えば当時は大型アップデートしてすぐのお使いクエストを「面倒なタスク」と切り捨てていて、周囲の景色を楽しむ余裕もなかった。「こんなことより先にやることがある」と新しいボスの攻略をネットで調べ、対策を練る。
今はちがう。海を歩けば「あんな遠くにイルカが飛んでいる景色があるのか」と感動し、一つ一つのお使いクエストの中身に他人の人生を垣間見る物語を感じる。
ダストンさん、あなたがガラクタが好きな気持ちがわかったかもしれません。
同じものを見ていても、その人の見方によって価値が変わるんですね。