電車内での事
GWが明け自然に始まる平日。外に出たくないと若干嫌々しながらも支度をし、眠い身体に鞭を打ちドアを明け5月初の外出の門出を飾る自分。乗り慣れている電車に乗ると車内はやっぱりガラッガラ。朝ご飯食べない派の自分のお腹もガラッガラ。けど電車が出す音は馴染みのある18番、生まれたてのヤング以外は全員知っているそのレコードタイトルは「ガタンガタン」。流石明治から今まで引き継がれている歴史ある曲だけあり、洗練されていると思ったら途中の駅に到達
ここで自分の腸が突然悲鳴を上げる!
さぁ始まりました全日本突然お腹痛くなったからトイレに直行杯!突然なのでレースも当然唐突に始まります!選手の腸の調子を見てみましょう。気になる腸の限界度は...70%!解説の山本さんこの数値を見てどう思いますか?
言う必要もありませんがこれは実に危険な状態です。選手が目的地としている駅の距離はまだまだありますし、その上今は電車の通過待ちをしているので乗っている電車は暫く動かない。この状態のままその目的地に着くのは絶望的でありますし、目に見えない焦りから察するに突然の腸の痛みでよくある「耐えたら一気に痛み引いた」現象が起きる見込みも恐らくありません。耐えでもしたら電車内で精神的メルトダウンを起こすのは確実です
あー!そう解説している間にたった今選手が飛びました!レースのランプはスタートの一つ上だったのが、自動ドアを出た瞬間待ってましたと言わんばかりに青に!レーススタートです!ラップは一方通行で1周。コーナーの多いこのコース(駅)は無駄のないコース取りの技術が求められます。早歩きで第一コーナーを曲がり速度を落とし改札を潜り第二コーナーを潜...あー!久々に降りた駅だからかキョロキョロしている!これはタイムに響くし腸にも響く!早いところ見つけ見つけました!目の前にあるのは正しく男マーク!トイレです!選手向かう!頭にあるのは便座の二文字のみ!あった!あった!
ゴーール!!!!!
ヴァース大山林...良いですよね...
えっと、その...自分遅刻します...