己の生命力を限界まで削ぎ落とし、人形の糸がギリギリ後一本繋がっている状態でマラソンをするという、現実でやるとお咎め待ったなしのエクストリームスポーツが、無事(?)終了致しました
記念すべき最初のコースはどこもかしこも熱い灼熱が支配する世界「炎の領界」。瀕死の身体に安息ではなく火傷という、慈悲なき追い討ちをかけるこの地で行ったマラソンは正しく過酷そのものでした。その様子を写真を通して振り返ってみましょう
自分が来る前から既に仕上がっていたランナーの皆様。既に身がボロボロどころか火傷でもっと凄まじい状態になり、最大まで死に敏感になっている...筈なのにマグマ溜まりの上でダンスしたり、野菜になって自ら料理を提供したりと皆して余裕綽々。踊っている様を初めて目の当たりにした時は、人間逃れられない死が迫ると、寧ろそれを恐れない行動をとるって本当だったんだなって、思いましたね
ナスが焼かれるのは想定内でしたが、まさかサザエを調理される方がいるとは...けど自分はホタテ派なのです
現実でやるのは絶対不可能な瀕死時での記念撮影
普通の人ならこの辺りで救急車を呼んでいますがここはマラソン会場。退場するなんて事は許しません!
なので弱々しいろうそく一本の命のまま全員ゴールまで、走って頂きました。前半あれだけ余裕をかましていたんです。その余裕が魔物にぶち壊されるのを想像すると、にやにやが止まりませんねぇ?
といういけない期待に膨らませていると、何故か先導役である自分が魔物と接触。ガメゴンミチに当たり応援の嵐を浴び、そしてガメゴンミチから繰り出された痛恨で最も容易く吹き飛ぶは自分の命。これは他の人が倒される事を期待しまくっていた事に対する、自分への天罰なのでしょうか...?
ガメゴンミチの猛威はこれだけに止まらずデカい図体に似合わない機敏な動き、そして繰り出される暴力とも言うべき重い一撃により自分の視界内で一名、視界外でもう一名が犠牲に。要注意モンスターに指定した事を受け、いつも以上に張り切ったのでしょうか?アステライト鉱石マラソンコースにいるガメゴンミチより、心なしか生きが良かった気がします
倒れたらザオをかけ、倒れたらザオをかけを繰り返しゴールに辿り着くと、何とゴアンゾ神父がお出迎えしてくださりましたよ。肉体派に似合わぬ高回復魔力を受けみんな元気になった後は好きな仕草で撮影で〆!
今回は初めてという事もありしっかり緊張感を出せたか不安ではありましたが、緊張したという返事を多く頂き大満足。もし次開催する時はこれを超えるデンジャラスさを出せる様、頑張りたいと思います
皆様お疲れ様でした!そしてありがとう!