ヴェリナード、ヴィーラのころものように、カタカナの「ウ」に濁点がつく名称はありますが、ひらがなの「う」に濁点がつく名称はないですよね。
JIS X 0208という、昔からの日本のコンピューターシステムで使われてきた規格の文字には、カタカナの「ウ」に濁点の方しかありませんでした。
規格を決めるときに「ヴ」は外来語に使われるのでカタカナしか要らないと考えたのでしょうね。
今のスマートフォンやパソコンはUnicodeと言う規格の中で文字が扱われていて、こちらにはひらがなの「う」に濁点の文字もあります。
「ゔ」は名前にはないですが、カタカナとの対応づけを行ったのでしょうね。
DQ10のゲームは、どうもJIS X 0208の方の文字セットで扱われているようなので、頑張れば「ヴ」は実装できそうですが「ゔ」の実装は相当難しいような気がします。名前に必要なのは「ヴ」の方なのでそれだけでも十分とは思いますが。
DQ10がJIS X 0208で実装されていると考えた根拠は、チャットの文字で人名漢字としてその規格外の「髙」(はしごだか)を入力すると空白になって文字が出てこないことです。「高」は表示されるのですけどね。
スマートフォンのどこでもチャットを使うと出てくるのですけどね。
いろいろな「ヴ」は使えるようにして欲しいところです。
まあ現代日本語の流れとして、使わなくしていく方向のようですけれど、使えた方が夢がありますよね。
気になって書いただけのうんちくでした。