六月のガタラ展望台
四人ものドワ子に囲まれモフられまくるプクリポがいた。
彼の名前はゴロー
ドワ子集会研究の権威として知られる太眉が特徴のプクリポだ。
いつものように集会に参加しフィールドワークに勤しむゴロー氏だが
この日の彼はもう一つのトレードマークである裸姿ではなく、
何故か衣服を着用した状態で活動していた。
一体ゴロー氏の身に何が起きたのか。
公の場に姿を見せるようになってから数えて約一年、
長期間にわたって常に裸&眉毛を維持していたのだから
今回の事がどれだけ異常であるか理解していただけるだろう。
可能であれば本人の言も交えつつ、あくまでも中立的な立場から
この事件の原因を探っていく。
☆DSTとの記念撮影
ドワーフ・スペシャル・チーム、通称DST(ダスト)と並んでいる様子。
ゴロー氏がDSTの創設理念に共鳴し特例的に軍服を身に纏っているのは
以前から目撃されていた。
ある意味では普段通りの光景だが、写真では心なしか誇らしげな顔をしている。
やはり彼の状況に何らかの変化が生じていることは間違いなさそうだ。
☆適合化実験の成功
観察しているだけでは埒が明かないのでゴロー氏に話を伺ったところ、
なんでも長年の研究テーマであった
『タワシ型ドレスアップを自らの肉体に適応させ進化の可能性を模索する』
ことの成果が今の状態らしい。
※タワシ型とは……
タタミイワシさんが考案したウサギパーカー上に
みかわし服下を合わせたドレスアップ。
ドワ子を中心に多くの冒険者から圧倒的な支持を獲得している
第三者である私の目から見ても、たしかにタワシ型は氏にマッチしていて
周囲のドワ子が頬を赤らめながら彼に夢中になっているのが分かる。
☆早くもチェッカーへの適合も部分的に成功か
近代のドワ子集会を語る上で外せないのがチェッカーハットドレアだ。
ゴロー氏も過去の報告書で複数回にわたってその重要性に言及している。
今回はタワシ化という一大プロジェクトを終えて間もないため
チェッカー用のドレアが準備出来なかったらしい。
本人によると抹茶色のハットにカフェラテ色の体毛を合わせて
抹茶ラテを表現しているそうだ。
控え目に見ても相当に美味しそうなコーディネートになっている。
☆苦労話
実験の際に最も大変だったことを聞いてみると、意外なことに
パーカー・ハットの調達に苦労したそうだ。
モーモンゆず風呂系日誌というジャンルにおける第一人者である
ぱえりあ女史からゆず風呂の購入を勧められ悩んでいたようだが、
「風呂を集会に持っていくことは出来ない」
として厳しい決断を下したという。
☆スク水
森林浴の意味を履き違えたのか、森中に水着姿で一人佇むドワ子がいた。
彼女はやがて自らのミスに気付くと自嘲の笑みを浮かべた。
誰もが成功できるわけではない。
奇しくも華々しくタワシデビューを飾り衆目を集めたゴロー氏とは
対照的な状況に陥っている。
ゴロー氏選出の第八回DODはスク水ドワ子の『リサ』君が受賞と発表され、
「強く生きていってほしい」とのコメントが併せて贈られた。
※DODとは……ドワーフ・オブ・ザ・ドワ子集会の略
サッカーのMOMのように最も印象に残ったドワーフを
氏の独断と偏見によって選出しているらしい
次の集会は7/2(日)、休日開催だ。
大型アップデートを目前に控えソワソワしているドワ子を見に行こう!
6/23にDQXショップに追加された新アイテム
ダッシュランドルボード
疾風の装束
これらを活用しているプレイヤーにも注目したい。