長い歴史誇るイベント、朝まで生ドワ子集会。通称“朝ドワ”。
深夜帯に人を集めることができないかというディレクターの要望を受け、
田原総ゴローが提案した討論メインのイベント。
★スラキャップ四姉妹などの有名タレントを呼ぶとギャラが高くなってしまうので、
文化人系ドワ子をキャスティングしイベントを構成する
★タクシー代節約のためにドワ子には終電で集会に参加させ、翌日の始発で帰らせる
★時間無制限一本勝負で徹底的にドワ子集会に参加してもらう
以上の点が当時としては非常に斬新で話題となりました。
今日は土曜日ということで続々と朝ドワ参加者が集まっています。
どのような展開となるのか見ていきましょう。
■田原総ゴロー、暴走スケバンドワ子に追い回され激怒
オープニングが流れてイベントが始まるや否や
総ゴローは溜め込んでいた怒りが爆発するかのように猛然と話し始めました。
「まず皆さんにはこちらの写真を見ていただきたい。
分かりますか、この危険な追走劇が。私は30年この番組をやってきましたが、
こんな屈辱的なことは初めてですよ! (襲撃中に)DSTは何をしていたんだ!」
※DSTとは……
ガタラ国軍に所属するドワーフ小隊。主にドワ子集会の警備を行っている。
いかに装備が近代的とはいえ、あくまでDSTは小隊規模の部隊。
集会全体をカバーするのは難しいでしょう。
総ゴローは軍隊を呼んでいる意味が無いだろうと鼻息を荒くしていますが……
ではドワ子集会が独自の軍事力を持ってみるのはどうかという意見が出ると
途端に大人しくなりトークテーマを変えてしまいました。
■徒歩組、遠足に時間が掛かりすぎ問題
ドワ子集会のメインイベントである遠足には様々な楽しみ方があります。
自らの足で走る伝統的なスタイルから、ドルボードで一気に駆け抜けるものまで
どの方法を選ぶかはすべて参加者の自由。
大半のプレイヤーがノーマルダッシュを選択する中、
頑なに歩きにこだわり続ける集団があります。
近年のドワ子集会マラソンはロングコースが選ばれる傾向にあるので
彼ら徒歩組が完走までに要する時間も増えています。
するとどのような問題が起きるのか。
コース上に雪だるまを配置してプレイヤーを応援する雪だるま組が
徒歩組の到着を待ち切れずに遊び始めてしまいました。
総ゴローは厳しく指摘します。
「雪だるまの維持費だって馬鹿にならないでしょう。
徒歩組はこのときガートラント領を歩いていました。
怪人系モンスターのビッグフェイスを見つけては『黄色ドワ子!』と叫ぶ始末。
私は目を覆いたくなりましたよ。それにこの子たちは危険な花火大会もやっている」
同時に彼らが行う花火大会についても、子供だけで火器を扱うことに懸念を示す総ゴロー。
スタジオの論客ドワ子たちはざわざわと話し合います。
総ゴローはこのまま論破できるかもとそわそわしています。
やがて一人のドワ子から情報が齎されると膠着していた状況は一変しました。
「ゴロさんも一緒に徒歩と花火を楽しんでたどわ」
まさかの目撃情報に総ゴローは動揺を隠せません。
不利を悟った総ゴローはまたもやトークテーマを変更してしまいました。
■露出系ドワ子!?
追い詰められた総ゴローが最後に取り上げたのが“露出系ドワ子”について。
なんと彼が言うには最近スク水でドワ子集会をうろついている集団がいるのだとか。
そんな痴女系ドワ子などいるはずがない、つくにしてももっとマシな嘘があるだろうと
失笑するドワ子たち。総ゴローはニヤリと勝利を確信した笑みを浮かべ、
決定的な証拠写真・音声を突き付けました。
『昨日これくらいのう○ちした!』
うら若き乙女たちが公衆の面前で柔肌を晒し、
そのあどけないドワ子の声音で便通の良さをアピールしています。
あまりにも無体な状況にスタジオのドワ子たちはガックリと項垂れるしかありません。
写真の彼女たちが快便であったこと以外に何一つポジティブな部分が無いのです。
ドワ子集会の抱える闇が明らかになった瞬間でした。
朝ドワではドワ子集会に関するあらゆる問題を扱っていきます。
今日紹介したスケバン、徒歩組、スク水以外にもまだまだ議論のタネは尽きません。
来週はどのような討論が行われるのでしょうか
それでは次回もお楽しみに!