2026-08-03 14:19:17.0 2026-08-03 14:25:11.0テーマ:14周年記念(8/31まで)
ドラゴンクエストX14周年おめでとうございます!そして私はある決断をしました。
ドラゴンクエスト10の14周年おめでとうございます。2012年8月2日、予約したソフトを最寄りのイオンで受け取り、Wiiへデータのダウンロードを数時間かけて行いました。プレイを開始して、オフラインモードから始まり、レーンの村に着きます。そこに巣で群がる蟻のようなプレイヤーの多さは驚かされました。
ドラゴンクエスト10をプレイしているのは、勿論それがドラゴンクエストであるからです。DQ1で感じた様々な感覚とDQ6で知った達成感が、このゲームシリーズをライブホビーにしたきっかけです。
今年は2月にドラゴンクエストが誕生するまでの経緯を描いた学習まんがに、堀井雄二さんのRPG制作哲学をまとめた「ドラゴンクエストの作り方」が発売され、過去にも各所で様々な制作への思いは目にしてきましたが、それらの精神に知らず知らずのうちに引き込まれていたのだと思います。
いきなりですが、私は「ドラゴンクエスト」を辞めます。DQ11でシルビアがお助けパレードを辞めるのと同じような感覚です。
リアル都合のさらなる変化もその理由ではありますが、ここではドラクエそのものに対する気持ちの変化を述べます。
決定打はドラクエウォーク×吉野家コラボに見られた節度や品性のないドラクエファンの姿でした。ドラクエファンとして、あのようにはありたくないという気持ちが高まりました。
また、それだけではありません。
ドラクエの攻略法が、特定の耐性や編成等のみを求める画一化されたものにどんどん変わってきているのも要因です。
その昔「ファミコン神拳奥義大全書」というものがあって、そこに堀井雄二氏による「ドラゴンクエストの正しい楽しみ方」というコラムがありました。
そこには、「武器も防具も、戦い方も、旅の道順も、すべてキミの思うとおり好きなよーに、キミなりのやりかたでやろう!誰もが自由に勝手にプレーできる。それがドラゴンクエストの最高の楽しみかただぜ!」とあります。
それがドラクエの醍醐味だと私は思っています。DQ7くらいまでは、有利になる攻略法はあれども、きちんと時間をかけてキャラクターを育成していけば勝てるという感じでした。しかし、DQ9の大魔王の地図辺りから、特定の戦法以外での攻略は不可能というような印象を受け、2010年代に登場するドラクエ作品はそれがどんどん強まってきた気がしています。
さらに、時間に追われることに疲れたのかもしれません。
「時間はプレイヤーのもの」それゆえにドラクエのバトルはターン制なのだと堀井雄二さんは述べていたことがありましたが、一部DQ作品の期間限定イベントは「間に合わせなきゃ」という義務感が掻き立てられます。本来世間の義務から一時的に解放されて楽しむ時間に義務を押し付けられるのはゲームとしてどうなのかとも思えてきています。
それから、公式の40周年企画ですが、5/27にDQ12とDQM4の発表があったとはいえども、企業とのコラボ商品ばかりでゲームとしては希薄な内容に落胆してもいます。しかも、それらの商品が欲しくても値段や悪質購入者のせいで手に入れることもままならない状況なのも残念です。
こうした状況から、私はドラクエを辞める決断をしました。しかしながら、これは「もうドラクエをしない」という意味ではありません。
むしろ、私はこれから「ドラゴンクエスト」を始めます。
アストルティアから分裂して誕生したユーマグラムのように、私独自の路線もしくはベクトル上で今後はドラクエを楽しみます。要は今、公式や世間一般のドラクエを見ながらも、新しく進んでいきます。
RPGは「想像力の世界」ということで、今年のDQの日に私の想像するドラクエワールドの一端の自動生成画像を公開しました。そちらを形作っていきます。
また、先日の熊本地震も然りですが、緊急時は電力の必要なドラクエはプレイできなくなります。電力不要でもプレイできる状態にできるのが「想像力」です。それの具体的な形については別の機会に述べますが、先月発刊された「堀井雄二のドラゴンクエストのつくりかた」にあるゲームメイキングに大切な3つのことのうちの1つ「捨てる勇気」をここで用い、これまでに築かれたドラゴンクエストを「分子」的要素にまで砕き、再構築したものと思っています。
そういうわけで、リアル事情と私の望まない方向にドラクエが向かっている感覚から「『ドラゴンクエスト』を辞める」決断をし、ここから本当に私が納得いく形で楽しむための「『ドラゴンクエスト』を始める」ことにしました。その具体像がはっきりと見えるのはまだ先になりそうです。
そういうわけで、公式や一般のドラクエのベクトルと別方向に向かいますが、それでも私をフォローしてくれるのであれは、来るもの拒まずなので、今後もよろしくお願いします。