【前回のあらすじ】
虹色のオーブに飽きたので、今度は光の鍛冶ハンマーに手を出してみることにしたのだった。
自分で使うハンマーを自作するのって、道具鍛冶職人としてロマンがありますよね。
使用中のハンマーが壊れても、精製済みのハンマーにすぐさま持ち替えて次の道具を作る。
こういうのをアンリミテッドハンマーワークスっていうんですかね(別ゲーの話)。
戯言はともかくとして、早速作ってみたのですが、これが予想以上に難しい。
天使のルアーや虹色のオーブは200度ごとに「戻り」が発生する特性で、打ち方にも慣れているのですが、こいつは200度ごとに「威力と会心率アップ」の特性を持っているので、勝手がまるっきり違うわけです。
ゲージの進み具合もマスによってかなり違うので、今までのように感覚で適当に打っていると、ゲージがあっさりと基準値を超えてしまうこともしばしば。
おかげで最初のうちは☆1や☆0の連発です。阿鼻叫喚の地獄絵図とはこのことか(それいいすぎ)。
仕方がないので、もう少しきちんと数値を確認してみることにしました。
具体的には、ネットで基準値を確認して、ネットから温度ごとの数値票を印刷してきて、それとにらめっこしながら打つという方法です。
とりあえず、これでゲージが基準値を超えてしまうことは避けられるようになりました。
しかし、ちゃんと数値を見ながら打つのは、面倒ではありますが、なかなか楽しくもありますね。
前回の日誌で「運頼みは好きではない」と書きましたが、自分にはこういう方があっているのかもしれません。
そうなると、道具鍛冶職人じゃなくてさいほう職人をやった方がよかったんじゃないかという気がしますが、さいほう職人はすでに身内がやっているので、かぶるのもなんだかつまらんなぁと思う次第です。
それに、道具鍛冶職人として自作のさいほう針やルアーをプレゼントしてあげるのも、それはそれで乙なものですしね。
というわけで、これからしばらくはハンマー作りで生計を立てていくことになりそうです。