アルウェ王妃外伝....
ジュニア「あ!あぶない!!」
降り注ぐ具材を跳ね飛ばして勇者ジュニアは、3回使うと破滅するって言われたものをあっさり使い.ついさっき王妃に昇格した不思議ちゃん系アルウェ王妃に問いかけました...
ジュニア「どうしてこんなところに...ここは悪魔のおでん鍋..もうすぐ出し汁が投入され煮込まれてしまうぞ!!」
なりたてアルウェ王妃「あたしはぁ もう お姫様なんだから!アルウェ王妃ちゃんって 呼びなさーい!」
...全く動揺することなく、勇者ジュニアさんに向かって呼び方に注文をつけます。
どんだけ神経図太いんだよ、この娘・・・。
ジュニア「...か....かわいいアルウェ王妃ちゃん...ここは悪魔のおでん鍋....とっても危険なんですよ...早く脱出しなければ...ああ!!!上蓋をされてしまった!!!!!」
ジュニア「...どうしよう...」
なりたてアルウェ王妃「ネコは鍋にすると出し汁にほとんど溶けちゃってドラゴンゾンビみたいな感じが残念よね..さ...帰ろっと...」
ジュニア「おれはプクだと...え...帰る?..出口なんて全部塞がれてるよ..状況わかってるの?」
なりたてアルウェ王妃「お黙り!!王妃にタメ口きいて!!この使えない汚れ芸人め!!かわいいアルウェ王妃ちゃんにはフォステイル様からもらった何でも願いが叶う凄いノートがあるんだも~~ん(ドヤ顔)」
使えない汚れ芸人ジュニア「あ..いいなあ...僕にも見せてくださいよ..おお..僕はなにを叶えてもらおうかな...」
なりたてアルウェ王妃「ちょ..くさっ!!顔近づけないで!!歯を磨いてるの!?まったく...ずうずうしい...」
使えない汚れ芸人ジュニア「だってプクだもの...ねえねえ...かわいいアルウェ王妃ちゃん1つ叶えてくださいよ..」
なりたてアルウェ王妃「脱出が先でしょ!!....その次に使いなさいよ...」
使えない汚れ芸人ジュニア「ほんと!?やったあ!!約束だよ!!!」
....。
ナブレット兄貴「お帰り~~遅かったな。心配して旅人に捜査依頼もしたんだが...」
なりたてアルウェ王妃「わたしはぁ ついにメギストリスの王妃になっちゃったの^^だからねえ...もう心配いらないよ^^」
ナブレット兄貴「おっ そうか それはすごいぞ^^お兄ちゃんも王族の仲間入りってやつだな^^今夜は御馳走だ^^」
なりたてアルウェ王妃「お兄ちゃん優しい^^天使みたい^^」
ナブレット兄貴「はっはっはっアハハヾ(≧∀≦*)ノ〃」
ハウス クリームシチューのCMのような絵に描いたような幸せな夕べの団らんが始まりました...
その後ジュニアの姿を見たものはいなかった、、、
願いを叶えるノートに書き漏れがあってプク鍋になったのか、、、
無事脱出後3つめの願いを書き込んだのか、、、、
それを知る由もないのは知る由もないのである、、、
...ジュニア.... 合掌....