明後日6/26にリメイク(と言えるかは微妙だけど)が発売されるFM3.
これの特筆すべき点はボリュームとテンポの良さ。
1話終了後に友人の仕事を「手伝う」か「手伝わない」かで2つの物語に分岐して以後は交わらない。
ヒロインの名前からエマ編とアリサ編に分かれ、たしかそれぞれ70話前後あって細かな分岐含めれば140くらいマップがあったかな?
選んだルートで道中に属する陣営と加入する仲間が変わったりする。一方では敵でしかなかったキャラが、もう一方では仲間になるなど。
FE好きなら分かるだろうか?FEifの白夜編と暗夜編が分割販売されずに一つのソフトとして発売される感じ。
というか私はFEif発売前情報見て、真っ先に思い浮かんだのがFM3だった。
ただし、DLCで第3のルート追加なんてものはないけど(あったらいいな)。
これをPS1時代に1枚組ディスクで収録できたのが未だに不思議。
長い割にはストーリーも戦闘もテンポ良く進むので苦にならない。
戦術マップから戦闘へはシームレスで移行して、アニメは倍速できるしスキップも可能。
唯一テンポ悪くしたのは戦闘時低確率で起こるイジェクト(強制排出)。
これが起こると『逆襲のシャア』のケーラさんみたいなことが起こり得るので、倫理的にも要らない要素だったと思う。
ストーリーはエマ編・アリサ編で人によって好みが分かれるところだけど、個人的にはエマ編の方が正史ルートっぽいので、初見さんにはこっちを先にプレイすることを勧める。アリサ編の方がラストの後味悪くないので後に回した方がいい。
同一の世界観を共有するシリーズナンバリングタイトルの時系列では最後に位置する作品。ヒロインのエマは3rdの直前に位置する5th終盤にも登場している。
主人公はシリーズでは唯一の日本人で、物語の舞台には日本が含まれる。
人物は猪突猛進型の熱血漢で石頭。これは好みが分かれるところ。
相棒が正反対のナンパなチャラ男なのでバランス取れている感じ。
キャラクターイラストは山田章博氏でFEヒーローズでは、オグマ、ジェイガン、バヌトゥ、ギュンター、ゼフィール、ミラ、門番、といった渋いキャラを描いている絵師さん。
コスパが非常に良いので興味を持ってくれた方はぜひプレイしてくださいな。
そしてシリーズ復活を祈願しましょう!