災厄の王に挑む際、メンバーの職業を厳選しないと時間内(30分以内)の討伐が厳しいですわ。
こちらが与えるダメージが足りないというよりも、短時間にレベル75でも一撃死する範囲攻撃を行ってくる為、「死亡→復活→HP回復→攻撃」という無駄な時間が頻繁に発生すると全滅しなくてもタイムオーバーになってしまいますの。
シーズン1の上限レベルは「75」と公言されましたので、職業によってはHPや攻撃力を上げるにも限界がありますので、如何に災厄の王の攻撃を回避するかが一つのポイントですわ。
現在、高確率で災厄の王の攻撃をキャンセル方法は、戦士の「ゆうかんスキル」である『たいあたり』か、パラディンとバトルマスターが装備できる「ハンマースキル」の『キャンセルショット』しかありませんの。
更に一撃死を少しでも回避する為、「ゆうかんスキル」の『やいばくだき』で早い段階に攻撃力を2段階下げる事で回復職の負担を減らす必要がありますわ。
それでも一撃死する可能性は高い為、僧侶の「信仰スキル」である『聖女の守り』は必須であり、事故死を想定すると複数人の僧侶をパーティーに参加させる必要がありますの。
攻撃については災厄の王のHPは「約63000」ですので、最低でも「2100ダメージ/1分」与えられれば倒す事が可能ですわ。
けれど、攻撃するメンバーを増やせば有利かといえば、災厄の王はデメリットが全く無くて一撃死するダメージの「範囲攻撃」且つ事前の攻撃モーションや案内メッセージを確認してから離れても回避できない見た目以上の広範囲で乱発する為、如何に攻撃を潰す(キャンセルできるか)が重要になってきますわ。
この時点で既に「8人パーティー」枠のいくつかが確定してしまいます。
大金をかけて購入した効果の高い装備などが準備できれば、戦いに挑む職業の組み合わせにも幅が出ますが、そこまでやりこんでいる方は少数ですの。
・
・
・
脇道にそれた「やり込み要素」では無く、誰もがプレイする「シナリオクエスト」に自分の好きな職業で挑めず、苦労して成長させたキャラクターのステータス値を無視した異常な能力を持つ「災厄の王」と戦ってみて、ゲームバランスの調整に失敗していると思うのは私だけかしら。
製作者の方は、コマンドRPGにおける「レベリング」の意味についてもう少し考えた方が良いですの(T_T)